dartmaniaです。
投資を勉強し始めると気付く事があります。それは、どれだけ勉強しても次から次へと学ばなくてはいけない事が出てくる事です。
どれだけ勉強しても完璧になる事はありません。相場の中から学ぶ事も沢山あります。
仕事と現業で投資をするサラリーマンにとって、圧倒的に時間が足りない事は目に見えています。
まだまだ新米ですが結論から言うと、「銘柄選定はシンプルで良い」と思っています。今回はその理由についてお話しします
銘柄選定はシンプルが良い理由
昔、中学や高校の勉強で難しく考えないでもっと簡単に考えなさいと言われる事が多々ありました。
人間分からない事に対しては、難しく考えてしまう癖があります。それは投資についても同じです。
だから個別株でも、REITでも選定はシンプルに考えてるべきであると思います。
特に個別株においては、単純明快で利益が出るかでないかで株価は上下する事が前提です。
仕手株や難解な投資信託に手を出す事は自ら投資を難しく考えている事と変わりません。
もう少し詳しく見ていきましょう。
理由①単純明快な投資を自分で難しくする必要はない
単純明快は言い過ぎかもしれませんが、株価は結局上がるか下がるかの2択です。言い方に語弊はあるにせよ確率50%です。
コイントスの確率は完全な運ですが、株はそうではないから色々考えてしまうのです。
しかし利益が出ていれば上昇、逆なら下落と考えれば良いのです。一時的な上下や相場全体での上下落はありますが、長期的にみればやはり業績がモノを言います。
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色々な指標を見て選定をしますが、多ければ良いってものではありません。あくまで自分なりの選定ルールを決めておかないとどれもよく見えてしまったり、逆にどれも選べなくなってなあなあで投資する事になります。
投資は短期ではなく長期戦です。ルールが間違っていたと思うのであれば修正していけば十分取り戻せます。
理由②時間が大きく取られる
あれもこれも取り荒れようとすると時間が圧倒的に足りません。特に36協定で定められている様に週の40時間を仕事に取られるサラリーマンは、一分一秒が惜しいのです。
お金と同じかそれ以上に時間は大切な資産です。
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難しく銘柄選定したからと言って勝てる訳ではないのが投資です。何もルーレット回して出た数字に投資しろと言う訳ではありません。
シンプルに銘柄選定をして時間を上手く使いましょうと言う事です。
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投資以外にもしたい事はあります。投資は目的ではなく手段と言う事はしっかりと覚えておく必要があります。
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余談ですが、目的や自分の人生について考える事も同じくらい大切です。
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理由③仕事中に相場が気になるのは良くない
相場に浸かり過ぎると、ちょっとしたニュースでも気になってしまいます。トイレでトレードし始めたらそれこそ仕事にも影響が出てきてしまいます。
だからシンプルに業績の良し悪しで銘柄を決めた方が精神的にも安定します。
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理由④相場から学ぶ事の方が多い
どれだけ綿密に考えて投資しても失敗する時はします。相場に完全はありません。
また同じ様に、投資で成功している人に失敗している人はいないとも言います。これから読み取れる事はどんなに頭が良くても緻密に選定しても、間違いはある。
そしてその間違いから学び、相場に生き残っている人が富を得ていると言う事です。
例えば「PERは〜倍以下」「PBRは〜倍以下」「有利子負債は純資産より少ない」みたいなすごくシンプルな選定方法でも良いと思うのです。
そうして実際に投資して違うなと思ったら少しずつ買えていけば良いのです。
自動運用やテーマ投資は分かり易い
2017年頃より話題に出てきたこういった新しい形の投資はまさに単純明快な商品選定をしています。
自動運用なんて口座開設と簡単な質問以外する事はありません。
テーマ投資もニュース等を見てて良いなと思ったら投資する形です。ETFなんかも形は違えどテーマ投資と似ている部分があります。
賛否両論はあるでしょうが、銘柄選定にシンプルさは必要です。
まとめ
難しい事は簡単に考えるのは難しいですが、簡単な事を難しくする事は簡単です。
ファンドを運営していたり、会社のコーポレートガバナンスの強化に本気で取り組んでいる人であれば、色々な要素を見る必要もあるとは思います。
しかし私の様な弱小投資家はそこまで考える必要もなく技量もないので、「Simple is Best」が一番良いと考えています。