dartmaniaです。
人がお金を儲けるためには、人が望むものを提供する必要があります。
当たり前と言えばそれまでですが、なかなか容易に出来る事ではありません。
今はこれが熱いビジネスチャンスだと聞いた事の多くは、誰かが考えてやっています。
この考えは投資にも当てはまり、王道の投資手法は存在しません。
「人の行く裏道に道あり花の山」と言われる様に、人と同じ事が必ずしも正しいとは限りません。
リーバイスとスコップの共通点
みなさんはゴールドラッシュの話しを知っているでしょうか。ここでピンと来た人はこれ以上読む必要はないかもしれません。
共通点はゴールドラッシュです。と聞くと、金鉱を掘り当て一攫千金を夢見て多くの人が駆けつけた時代と考えるでしょう。
ここで問題です。ゴールドラッシュで一番儲けた人は誰でしょう。
もしかしたら金鉱を掘り当てた人かもしれませんが、多くの人が押し寄せる中、掘り当てられる確率はかなり低いでしょう。
正解はスコップとジーンズを売った人です。
金鉱を掘るためにはスコップが必要ですし、肉体労働で擦り切れてしまう服ではなく丈夫なジーンズの方が掘り易いからです。
チャンスに群がる人に必要なモノを売る
人が欲しいと群がる事に便乗するのではなく、群がっている人の不満を解消してあげられる場所にチャンスはあります。
人は自分が抱えている悩みや問題のためには惜しみなくお金を使う傾向にあります。
カジノをやる側ではなく、経営する側に回るのも同じです。
またインターネット社会では、オンラインで商品を売って儲けたい人は沢山いるでしょう。
そこに便乗してECサイトを作るのではなく、簡単に販売サイトが作れる環境を作れば儲けられるのではないか。と考えられるかと言う事です。
言うは易し行うは難し
では、自分でやってみてはと言うヤジが飛んできそうですね。
確かに言うだけであれば誰でも出来ます。
私自身は見つけきれていませんが、この様な意識して物事を見るのと、ボーッと見るのでは全然違います。そのためにも知っておいて欲しい知識ですね。
投資にも通ずるものがある
これは投資にも似た様なモノを感じます。
つまり、みんなが欲しい商品を売っている会社よりも、それを作るための機械を作っている会社の方が利益があるのではないかと言う事です。
みんなが欲しい商品はある会社が発売を始めると、他の会社も真似を始めます。しかし、もし作る工程はほとんど同じであったり、同じサービスを使わないと出来ないのであれば、大元のサービスや製品を販売している会社の方が強いです。
私たちは長期投資をするのであれば、今後も継続して提供され続けるモノ・サービスを販売している会社に投資すべきです。当たり前の事ですよね。
そうした長期的に繁栄する企業は必ずコアとなるモノを持っています。
スコップを売るのではなく、売っている会社に投資する
現代のゴールドラッシュでスコップを売る事が出来れば成功するかもしれません。
しかし何かを見つけてサービスを提供する事は、私の様な一般人には至極難題です。
そこで視点を変えて、今ある環境から見つける事が大事になってきます。その答えの一つが株式会社への投資と言う事になります。
例えば、楽天やアマゾンのECサイトでは商品を売っているのではなく、商品をうるための プラットフォームを提供しているとも考えられます。
生きていく上で必要な日用品は決してなくなる事のない産業でしょう。
こうした企業に投資をする事は、スコップを売る一端を担う事になります。
タバコは嗜好品ですが、嗜好するのではなく投資をする事もそうでしょう。タバコを利用する側は、スコップを買ってゴールドラッシュに夢を馳せるのと変わりません。
まとめ:絶対に必要なモノ・サービスにチャンスがある
現代のゴールドラッシュでも、チャンスに群がるのではなくチャンスに必要なサービスを提供出来る事をした方がチャンスである事に変わりはありません。
昨今、仮想通貨が話題になり利益を求めて色々な人が参加していましたね。
参加するのを否定はしていませんが、仮想通貨を売買するプラットフォーム、仮想通貨についてのブログを書いて報酬を得るのもスコップやジーンズを売った人に近いでしょう。
そう考えるとブログや投資といった複業にも大きなチャンスは潜んでいると言えるでしょう。