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投資初心者が学ぶべきは数字の意味である

dartmaniaです。

投資を始めるに当たっての課題は、何から始めて良いか分からない、ギャンブルっぽい性質があるといった 不信感から生まれます。

しかし学ぶ事を簡略化して覚えていけば実はそう難しくは無い事に気が付きます。

これに気付けるかどうかで今後の人生も変わってきます。

投資をする事はリスクを取る事と同義です。しかしみんなお金が欲しいのは万人共通の事実です。

お金が欲しいのであればそれなりのリスクを取る事になります。だから投資と言う選択が出てきます。

「お金が欲しい」ならリスクの取り方を考えると人生が変わる - Dartmania Cafe

何に投資するか

まず何と言ってもすべき事は何に投資をするかです。

1国や地域の選定

日本なのかアメリカなのか新興国なのかです。私は日本とアメリカへ投資をしています。

日本株と外国株に投資をする理由と今後の方向性 - Dartmania Cafe

2商品の選択

個別株なのかETFなのか投資信託なのか不動産なのかといった具合です。

それは人により異なりますが、ETFは万人受けする共通解の一つだと思いますし、個別株も投資をする上での醍醐味の一つでしょう。

学ぶ必要があると思う事

先日の記事でも伝えた様に、投資の判断基準はシンプルにすべきです。そしてそのシンプルさ故に学ぶ事も見えてきます。

銘柄選定をシンプルにすれば良いのは間違いありませんが、最低限学ぶべき事はあります。学ぶと言っても別にテストではないので完璧に暗記する必要はありません。

投資する商品によっても異なります。例えば、個別株なのか、FXなのか金銀、REITなのかで学ぶべき事は変わるでしょう。

私の場合である日本と外国の個別株及びETFへの投資で学ぶ事をお話しします。

学ぶ事は一つ:数字の意味を理解する事

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投資で大切な事は2つあります。

1安きを買い高きを売る事

2安定的なインカムを得る事

1は利益を求めるなら当たり前の事です。逆をすれば損をします。2はどちらかと言うと長期投資向けの話になりますが、投資をする上で精神的な安定を得るためにもインカムは大切であると考えます。

この両者に共通している事はなんでしょう。

それは、長期的に成長出来るかどうかです。安きを買い高きを売る事は簡単な様で難しいです。しかし長期的に成長している企業であればいつ買っても安きを買う事になります。だから将来的にも成長していける国や企業を探す事になります。

企業の場合であれば、成長出来る企業なのか、安定しているのかを見るためには数字(財務諸表)を見る必要が出てきます。

国であれば人口や移民の数もみるでしょう。

いずれにしても数字を見て、それが何を意味する数字かを見極める事がまずすべき事です。

財務諸表は健康診断結果と同じ

先程も言った様にまずすべき事は単純明快で、財務諸表に書かれている数字の意味を知る事です。人間で言う所の健康診断結果です。体重の意図する事を知らない人はいませんよね。

始めて学ぶ時には細かい事は気にしない方が良いです。WACCがどうとか減価償却とはとかまずは気にする必要はないと考えています。

それよりも、売上がいくらで最終的な純利益はいくら、前年と比べて上がってる?下がってる?借金ってどれくらいあるの?っていう身近に感じられる部分を学ぶべきです。

それこそ、売上が右肩上がりだから買おうでも良いのです。

大まかに大項目を知るだけで十分です。わざわざ自分で難しくする必要はありません。

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健康診断結果と財務諸表の違い

両者の違いは、適正値を教えてるかくれないかです。

健康診断結果は異常値が出ると再検査となります。つまり尿酸値にしても体重にしても適正な値は決められています。

一方、財務諸表には適正値が示されていません。PERPBR、ROA、ROEといった指標もありますが、この範囲にあるから適正とは言い切れません。

つまりその数値が何を意味するのか、そして良い数字なのか、ダメな数字なのかを見極める力が必要と言う事です。

すぐに見分けがつく事ではなく、自分で相場に触れながら学んでいく事も必要です。

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数字の出し方を学ぶ必要はない

ちょっとした注意点ですが、数字の出し方を知る必要はありません。尿酸値の出し方を知らなくても自分の健康チェックは出来ますよね。

それと同じで、例えば減価償却費の出し方を知る必要はありません。その数字を見て何を意味するかしれればそれで問題ないのです。

知識と知識の融合

まずはやってみないことには始まりません。完全武装するよりも、取り敢えずやってみる事が投資には必要だと感じます。 

色々学ぶと何が正解なのか分からなくなります。それは投資に絶対はないからです。

数字を見る基礎的な知識と、相場に触れて学ぶ知識の二つを融合させていくのが投資です。

知識から知恵へ

やっているうちに何となくの感覚で身に付く事やもっと学びたいと積極的に知識を吸収する事もあります。

そうして知識を知恵としていき、自分なりの投資手法やルールを見つけていくのです。

 知識は持っているだけでは役に立ちません。下記の記事でも話した様に、経験あってこその知識であり、そこから知恵が生まれてくるのです。

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まとめ

 

投資と数字は切っても切れない関係にあります。何をするにしても数字が付きまといます。

それが投資を難しくしている元凶かもしれませんが、別に難しい事はありません。

健康診断結果を読めるのであれば、投資も出来ると言う事です^^