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相手を受け入れよう!プライベートが大事な若者と仕事を優先する上司との葛藤

dartmaniaです。

海外の文化に触れつつも、日本社会を感じられるのが海外赴任です。

このような状況にいると良くも悪くも日本の文化が可視化されてきます。

その中でも最も感じる部分が協調性です。悪く言えば相手に流されて行動出来ない事になります。

今回は、海外にいて感じた日本社会が直していった方が良い部分を紹介します。寧ろこういった環境に対応していかずに企業の繁栄はないのかなと思います。

プライベートに対する価値観

古き良き会社とは聞こえは良いですが、環境においては時代に会わせていかなければ生きていけません。

昔からこの方法でやっているのだから、これからも同じ方法でやるというのは、スピード感のある社会では通用しなくなってきています。

その代表例がプライベートに対する価値観です。

高度経済成長期との違い

戦後の高度経済成長期では、働けば働くほど給料もあがり生活が豊かになる時代でした。それは便利なモノやサービスが今よりもなかったからです。

あの時代に最前線で働いていた人達にも一定の苦労はあったのでしょうが、現代にも同じ事を押し付けるのはどうかと思う部分があります。

事実、私の会社でもプライベートを差し置いてでも働く事が美徳という精神が今でも残っている様に感じます。

会社は自分がいなくても回る

確かに忙しい時期は抜けられないかもしれません。休めない日もあると思います。しかしプライベートでも同様にどうしても譲れない部分はあります。

風邪を引いているのに出てこなきゃいけない雰囲気はおかしいですよね。幸いにしてそのような風潮はありませんが。

同じ会社を休むでも、風邪で休む時は大丈夫なのに、私用で休む時はごちゃごちゃと言われたりします。

「他人に迷惑が掛かるのに休むのか。」

「この前も休んだのに今回も休むのか。」

こういった事に辟易するのは現代社会の宿命とも言えます。

仕事のモチベーションに影響する

現代の若者は、プライベートを重視する傾向にあります。今後この流れは加速すると思います。

今の20代の人達が上司と呼ばれる頃には大きく会社の在り方が変わっているのではないでしょうか。

寧ろ変わっていかなければ今は存続出来ていても、今後衰退していくでしょう。

高々1日休むだけなのに、色々と言われると仕事に対するモチベーションが下がります。

相手もこちらの心境は分かっていて、やむなく言っているのも分かります。

しかし行動には起こそうとしません。

「アイツは口が悪いけどいいやつだから」と言う人と同じです。つまり、気持ちは分かるけど、休ませるわけにはいかないと言う事ですね。それでは何も生まれません。

外国と日本の違い

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全ての外国が当てはまるわけではありませんが、私が駐在している国では家族を大事にする傾向にあります。

何かあれば休みを取ります。それについて誰も何も言いません。休んでも仕事さえ回れば問題ないと捉えるからです。

日本人は付き合い残業しがち

上司が先に帰るまで帰れないなんて話はよく聞きます。

また日本の感覚からすると、上司が休みを取っていないから取りづらいのもありますよね。

日本は祝日が他の国に比べて多いので沢山休んでいるイメージがありますが、有給休暇取得率がかなり低いです。

休む日数が同じでも、海外の方がプライベートに対して広い心を持っていると思います。

祝日で仕方ないから休むのと、主体的に有給を使って休むのとでは意識が違うのは明白でしょう。

そして上司は大体休みたがらない人が多いです。

今の役職者と若者とのギャップを埋めるのは難しい

必ず若者が正しいとは限りません。本当に休み過ぎて業務に支障が出るのはマズいです。

これは価値観の違いでもあるので、埋めようと思っても簡単に埋められるわけではありません。

おのおのの違いを認めて自分の考えを通す

今の上司は、若い人の考えがよく分からなくても受け入れるが大切です。どうしても我慢出来ないのであれば辞めてもらう事も検討した方が良いと思います。

では若い人は我が儘ばかり言えば良いのかと言えばそういうわけでもありません。

今の上司達のおかげで経済成長し日本が豊かになった一面もあります。その事に感謝はしましょう。残念ながら今の社会では、現状を受け入れて生きていく事とも大切です。

しかし、それだけでは勿論ダメです。現状を受け入れつつも自分がどうしても譲れない部分や価値観はしっかりと主張していく事も大切です。

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まとめ:妥協点を見つける

今は働き方の変革期にあると思います。上司と若者では経験してきた時代も価値観も違うので仕方ありません。

その中でお互いの妥協点を見つけていく。難しいとは思いますが、自分らしく生きるために考えを擦り合せていく事は両方にとって大切なのではないでしょうか。

そして、どうしても我慢ならない場合は逃げるという選択肢も持っておきましょう。

 

参考記事

逃げる事は負けではありません。必要であれば逃げる事も必要です。

dartmania.hatenablog.com

会社がプライベートまで面倒を見てくれる事はありません。お金を稼ぐ事に犠牲はつきものですが、自分の身は自分でしか守れませんよ。 

dartmania.hatenablog.com