dartmaniaです。
海外で働く様になってから、色々と仕事やプライベートに対する考えが変わってきました。
海外赴任する事は、楽しい事だけではなく日本勤務以上に大変であったり悩む事が多いです。
赴任中には鬱になり帰国した人もいます。それくらい人は環境に左右されます。
その一方で日本では得られない異文化ならではのメリットもあります。今回は半年以上赴任をしていて感じた事をお話ししたいと思います。
海外で働く事の5つのメリット
私が感じたメリットを簡単に箇条書きで挙げてみます。
・待遇（給与・生活）が良い
・異文化は尊重するものと知れた
・物事を中立的に見られる様になった
・英語が話せる様になった
・日本の良さを再認識した
待遇（給与・生活）が良い
日本で勤務している時より、確実にお給料は上がります。海外手当、その他手当が充実しています。やはり海外=慣れない土地と言う事もありますし、気軽に家族や友人と会えないので、手当は妥当なのかもしれません。
また生活面で言うと、治安のあまり良くない場所ではセキュリティがしっかりとした、サラリーマンでは住めない様な宿に住めたりします。
私は治安の良い国なのでそこまで豪邸ではありませんが、比較的良い環境です。
また、家政婦さんが家事炊事等を全てやってくれる赴任者もいるでしょう。
海外だとお金を引き出す事がほとんどないため、日本に居るときと同じ生活をしていても貯める事が出来ます。
異文化は尊重するものと知れた
「異文化に触れてもっと色々価値観を広げたい」
私が就活時代に考えていた事です。確かに海外旅行に言っても色々と知れる事は沢山あります。現地の人と触れ合う事も出来ます。
しかし、赴任となると現地の人と一緒に仕事をしたり、交渉したりするのでさらに知る事が出来ます。
旅行だと、その土地と値の価値観を知る事は出来ますが共有するとなると少し難しい様に感じます。
日本人ならこうするだろうで、日本と同じ感覚で仕事をしても上手くいかない事が沢山あります。
価値観を知る事も大切な事ですが、相手の立場や異文化を尊重し行動しなければいけない場面が出てきます。
深いところで異文化を理解し尊重しながら生活・仕事をする事は自分の人生観においても学ぶ事が非常に多く、経験しておく事は多大なメリットであると思います。
物事を中立的に見られる様になった
先程紹介したメリット「異文化を尊重する」事で、物事を中立的に見られる様になりました。
赴任当初はこうするのが当たり前、何故こうしないのかと言う疑問・不満が多くありました。
しかし尊重する様になると、「あ、そういう考え方もあるんだ」と一歩引いた位置から物事を見られる様になります。
そこから自分の意見と擦り合せてより良い方向へ持っていく事が出来ます。
また一般的には日本よりも海外の方が個人主義が強く、実に色々な価値観に晒されます。
なので日本に居た時よりも息苦しさをあまり感じなくなりました。意見をしてもしっかりと向き合ってくれる人が多いと言う事です。
日本の常識は世界の非常識という事をまじまじと経験出来るのも海外赴任ならではの特権です。
英語が話せる様になった
どれだけ勉強しても、日本で英語を使う機会は試験勉強の時とテストの時くらいです。
海外では、トイレの場所聞く事一つをとっても全て英語で対応する必要が出てきます。
いくらTOEICで点数をとれても実践で役に立たなければ意味がありません。無理矢理、外国語の環境に晒される事で生きていくため、仕事をするための実践的な英語を話せる様になるのもメリットの一つです。
日本の良さを再認識した
なんだかんだ言って、日本が一番大好きです。海外から見てみると日本の良さ、素晴らしさに気付く事が沢山あります。
まず日本の料理はかなり海外から評価されていると思います。現地の人で日本料理が好きな人も多いですし、日本料理屋も結構あります。
また日本のおかしも結構人気で、スーパーでも気軽に売られています。日本で海外のおかしっていたるところで売られていませんよね。
後はお風呂の文化がある事や、人に対する配慮であったり、やはり海外よりも日本の方が良いなと思う部分が沢山見えてきます。
恋愛でも同じですが、無くなって初めて気付く大切さを実感出来ます。
まとめ：海外赴任は経験として一度はしてみるべき
海外なら海外でしか得られない事、自分の知らない世界が沢山あります。それを知り、認め合う事は自分の人生に彩りを与えてくれるスパイスになります。
一方で海外から日本を見る事が出来るので、海外には無い日本の良さも垣間みる事が出来ます。
色々見た上で自分に合う場所を見つける事も、また面白いと思います。
参考記事
海外ではたく事は旅行とは全く異なります。本当に海外で働きたいかは吟味する必要があります。
