dartmaniaです。
学生から社会人になり、投資を始める人も多く見かける様になってきました。
20代から投資をする事は、とても重要であると実感しています。若い内から始める分だけ時間を見方につける事が出来るからです。
20代で投資を始めた方が良い理由 - Dartmania Cafe
晩年になって始めたら投資は恐くて出来なかったかもしれません。無知である事はリスクと同義です。
一方若い内から始めているけど、安定資産に投資をしている人もいます。勿論、それも一つの投資の形としてあります。
しかし私が投資をするにつれ、若い内からリスクを取らずに堅実投資する事に少し違和感を覚える様になりました。
余力が少ない20代だからこそ出来る事
多くの20代は4,50代と比べ、働いて貰えるお給料は少ないのが実情です。貯金もなかなか貯まりにくいでしょう。
この様な環境の中で、日々の貯金から投資に回すお金はそれほど多く取れませんが、だからこそ出来る投資もあると思います。
むやみにリスクを取れと言う訳ではありませんが、リスクを大きめに取る方法はあります。
例えば、グロース株への投資やビットコインへの投資、新興国等もあるでしょう。
一方で、リスクヘッジを優先して投資信託やETF等で分散投資をする事もあります。分散投資は理に適っていますが、私は若い時期に「選択と集中」を実行していくほうが良いと思います。
リスクを大きく取る方が良い理由
よく10銘柄以上に分散させようとか、国やセクターはたまた全世界に分散投資出来るETFや投信に投資する人もいます。勿論、投資戦略は人それぞれなので、どれが間違っていてどれが合っていると言うのは人によって違います。
しかし私がリスクを大きく取りたいと思う理由は3つあります。
1失敗しても取り戻せる
2インカムゲインは余力が少ないと成長が実感しにくい
3分散投資は投資以外の固定給に頼る必要が出てくる
【アセットアロケーション】投資で若者はリスクを沢山取るべき理由 - Dartmania Cafe
失敗しても取り戻せる
20代では失敗して資産を失っても、取り戻す時間が沢山あります。若いうちの失敗は成功のための失敗になりますが、高齢になってからの失敗はそれこそリスクが伴います。
また、年功序列で給料も若い人の方が少なく、失う資産も少なくて済みます。
リスクを大きく取る事は投資に当てる割合を増やすと言う事になりますが、絶対値が大きい訳ではないので、リスクを取る事は一つの考え方としてありだと考えます。
インカムゲインは余力が少ないと成長が実感しにくい
お金に働いてもらう事を考えると真っ先に配当収入を主いい浮かべる人も多いと思います。
インカムゲインは多くの資産があるからこそ有益になります。勿論、日々の積み重ねによって資産が作られていく事は間違い様のない事実ですが。
少ない資産で配当を得ようとしても、資産が伸びにくいため成長が実感しにくいでしょう。集中と選択を意識してリスクを取る事は決して悪い選択ではありません。
分散投資は投資以外の固定給に頼る必要が出てくる
余力が少ないと言う事は追加で投資する必要が出てきます。それを配当から賄うためにはかなり多くの時間が必要です。
それが長期投資の醍醐味ですが、大きく資産を伸ばすためには日々の固定給から投資に回すのは、賢明な判断とは言えません。
いわば固定給も元に投資が出来ている状態から抜け出せないので、いくらセミリタイアしたいと思っても抜け出せません。
この先も仕事を続けていくのであれば、生涯現役で働く事も出来るので、投資をする必要性が薄れてしまう気がします。
何のために投資をしているかを一度考えてみる事も大切でしょう。
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集中投資から分散投資へのシフトで資産を伸ばす
こういった理由から私は、2,30代の内は選択と集中を繰り返しリスクを取っていくべきだと思います。
勿論、家庭の事情や資産状況、考え方によって積立の方が良いのかもしれません。
しかしこういう考え方もあると言う事を知っておいても損はないでしょう。
年を重ねるにつれ資産を伸ばし、徐々にリスクを軽減する方向へ投資をシフトしていく事が出来れば最高です。
まあ想い通りにはいかないかもしれませんが。少なくとも若い内からリスクを取っておく方が、投資の幅を広がると思います。
貯金よりも投資をした方が将来の不安は少なくなる - Dartmania Cafe
生活防衛資金から見る投資への考え方
生活防衛資金は最小限にして、リスクを取っていく方が効率的である事は事実です。単純に資産の大きい方がインカムの絶対値も大きくなります。
日本の社会保障は意外としっかりしており、知らないと損する事が結構多いです。投資でリスクを取るのであれば他の部分でしっかりとリスクヘッジをする事は大切です。
生活防衛資金に対する考え方は次の記事で紹介しています。
まとめ
リスクに対する考えも様々で、許容度も人によって異なります。しかしどんな人でもリスクを徐々に大きく取っていく事は合理的ではありません。
やはり若いうちはリスクを大きく取り徐々に安定資産にシフトしていく方が賢明です。
今の内から安定資産ばかりに目を向けているよりも、リスクを最大どれくらい取れるかも考えておくべき事ではないでしょうか。