dartmaniaです。
職場ではあまり個人的な事は話さない様にしているのですが、上司の人がアーリーリタイアについて話し始めたので思わず食い付いてしまいました。
アーリーリタイアしても良い事ばかりではなさそうですね。
アーリーリタイアして何がしたいのか
仕事に追われる日々は精神的に辛いものです。社会に出てサラリーマンやOLになる方が大多数ですが心の中では辞めたいと思っている人も多いでしょう。
しかし考えも無く辞めても面白くはないのではないかと思います。
ないものねだり
隣の芝生は常に青いものです。
かつての夢も一旦手に入ってしまうと熱が冷めて「こんなはずでは」と思った経験は誰にでも有ると思います。
アーリーリタイアしたいと願っていても、いざしてみたらこんなんじゃなかったとなるかもしれません。
人間の感情が移ろい易い事は明白です。
夢と理想に胸を膨らませ過ぎると、いざ目の前の現実になった時に冷めてしまう事もあります。
時間はあるけどしたい事がない
仕事をしている生活は大変だから辞めたいと思っていても、いざ辞めると逆に時間がありすぎる生活になります。
仕事がある時は大半の時間を仕事に費やすため、もっと時間が欲しいのに、逆に時間が出来たら持て余してしまう事にも成り兼ねません。
その上、周りとの交流も極端に減る事が予想されます。
自分のやりたい事が明確に決まっていて辞めるのであれば問題ないのでしょうが、僕の様にふわふわした考えでしたいと思っていると絶対失敗する気がします。
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」と言う様に、アーリーリタイアだけでなく自分に合ったワークライフバランスを考える必要がありそうです。
人は欲望の塊
資本主義は労働者と資本家に分かれています。
僕も含め、投資をしているサラリーマンは労働者と資本家の狭間にいるわけです。
どちらになりたいかという問いに対する答えを出す事は簡単です。上手くいけばアーリーリタイアも見えてきます。
しかし、このままサラリーマンとして生活しながら投資をしている人生でも良いのかなと思う事が有ります。社畜の性でしょうかね笑
今の人生にまだまだ満足はしていないので、よりバランスの取れた人生を送りたいのですが、そう簡単に満足出来る事では有りません。
簡単であればとっくに達成してますからね。もしかしたら昔はこの生活を望んでいたのかもしれまんせんが、欲求が変化してさらに上を望んでいるのかもしれません。
したいなら勝手にしよう
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カンボジアに一人で言った際に、アーリーリタイアにとても憧れてました。今でもその気持ちに変わりはありません。
したいなら勝手にすれば良いですし問題も無い様に思えます。
収入>支出の絶対的なCFが必要
ただ問題はあります。
したいことは沢山有ります。旅行が好きだから旅行もしたいですし、飲むのも好きだから毎日でもという感じですが、何をやるにしてもやっぱりお金がかかるんですよね。
お金がかかるけど、そんなに生み出す力を持ってない時に辞めると、何も出来なくて結局暇を持て余す事になる可能性が極めて高いです。
アーリーリタイアしたいと思っても、それなりの資金やお金を生み出すCFが絶対的に必要です。
何に幸せの価値を億かは人それぞれですが、最低限のお金を生み出す場所は必要です。
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バランスの難しさ
ワークライフバランスの難しさとともに、いつ辞めたいかも問題となってきます。
サラリーマンを続ける程お金は貯まりますし、投資をしていれば投資資金が増え不労所得も増えるでしょう。
しかし、50歳でアーリーリタイアするのと、25歳でするのでは訳が違います。
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圧倒的に後者でした方が楽しいです。ここにもうひとつの難しさがあります。
まとめ
アーリーリタイアを望んでいてもやりたい事がないと暇になってしまう。
やりたい事があっても、お金を生み出す能力がないと結局暇になっています。
隣の芝生が青いだけかもしれず、サラリーマンが合っている人もいる。
出来るだけ若いうちにリタイアした方が楽しいがお金の問題はつきまとう。
行動も大事ですが、自分が何をしてお金を稼ぎ、何に使い、どこにいたいのか、誰といたいのか、自分にとっての幸せとは何なのかをしっかり考える事も大切なんじゃないでしょうか。