dartmaniaです。
会社で同僚や上司と話をしていると、「将来のために貯金した方が良いよ」と言われる事があります。
年金や生涯賃金、日本の現状を考えるとごもっともな話で、否定する気はありません。
でも、将来のために貯金するってすごくナンセンスだと思う様になってきました。
将来のために貯金する人たち
日本は貯金大好き国家としても有名です。個人で見ても貯金している人は多いでしょう。
しかし20代のうちから将来の不安から貯金して本当に楽しいのでしょうか。幸せなのでしょうか。明日車に敷かれて死ぬかもしれません。病気になってしまうかもしれません。
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勿論、貯金を一切するなっていう訳ではありません。急な冠婚葬祭で出費が嵩む事もあります。そういう出費に対応するための蓄えは必要である事は断っておきます。
不合理な貯金
大袈裟に聞こえるかもしれませんが将来のために今を犠牲にする行為はとても非合理に感じます。
楽しみを先延ばしにしても、最高の幸せが来るとは限りません。貯金したとして、その使い時がないかもしれません。
今楽しいと思える事が、将来は楽しさを感じられなくなるかもしれません。そんな未来に淡い期待を持ち過ぎる事ってとてもリスクじゃないですか。
例えば、大切な人がいても1年後に会えるし、今はお金がないから会うのは辞めよう、その分会う時のために貯金しようとしたとします。
その間に大切な人が心変わりしてしまったらどうしますか。死んでしまったら。
1年後に会えれば幸せですが、それは今会わない理由になりますか?
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その将来はいつ来るの?
また、別の例を出します。お金を貯めて、将来は海外旅行を沢山したいと思ったとします。お金はどれくらい貯めれば可能でしょうか。
もしお金が貯まって「よし、行こう」ってなる時に自分で海外を歩けるくらい健康でいられますか?もし、車いす生活になってしまったらその夢は叶いません。
目標のために貯金する事は素晴らしいですが、その将来はいつくるのでしょうか。
1年後でしょうか。10年後でしょうか30年後でしょうか。
30年後のために貯金する事と、今遊ぶ事、どちらの方が大切だと感じるでしょうか。
0と100では考える事は難しいですが、将来に比重が偏りすぎて今を犠牲にしていないかを確認する事は大切だと思います。
そして目標を持ったなら期限や金額は決めるべきです。
出来る事はしたい時に
自分にとって幸せって何でしょう。考えた時に老後に満足いく生活を送りたいと考える人もいると思います。
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しかし私はそこで、将来のために生きるよりも今好きな人と過ごしたり、好きな事をする方が幸せだなと感じます。考え方の違いではありますが、老後のために今出来る事をしない事は我慢出来ない性格の様です。
貯金するより、お金を生み出す努力をした方が不安は少なくなる
そうはいっても、貯金なしでやっていけるわけないでしょ!と反論する人もいるかもしれません。勿論、正論です。
そんな時の持論として、1億円の資産がある事より月に20万円の不労収入がある方が不安は少なくなると考えています。
貯金よりも投資をした方が将来の不安は少なくなる - Dartmania Cafe
どれだけ資産があっても、使えば減っていくので、常にどれくらい残っているかを気にしながら生きていく必要があります。
1億円あったらとしたら、車を買って家を買って、養育費にこれくらい掛かるから残りはこれだけになる。
結局使えるお金はこれだけで、将来はほんの少しのお金で生活しなければいけない何て事に成り兼ねません。
それよりも、定期的な収入がある方がよっぽど心の安定感が違います。
だから貯蓄をするより投資をして自分でベーシックインカムを作る方法が、自分らしい生活を送れると考えています。
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国がそういった制度を導入する可能性もありますが、日本においてベーシックインカムの導入は非現実的です。
もう少し人口減少が進めば現実味を帯びてくるかもしれませんが、今すぐに出来るとは考えにくいです。
そもそも他人に丸投げしていては机上の空論に終わってしまいます。
まとめ
根本にある考えは、将来のために生きるよりも今出来る事、したい事を楽しみたいって考えです。
いつ死ぬかも分かりませんし、ずっと同じ感情でいるわけでもありません。自分でも自分の感情が分からないのに、他人となったらさらに分かりません。
だから、今やりたい事をする、居たい人と居る、その楽しみを継続的に行うために不労収入を得ていく事、これこそが人生において一つの解になるのではないでしょうか。