dartmaniaです。
一度はセミリタイアして、南国で優雅に暮らしたいと考えた事がある人も多いかと思います。
かく言う僕もセミリタイアしたいと願っている一人であります。しかしこの様な考えに取り付かれ過ぎて返って自分を縛り付けてはいないでしょうか。
手段が目的になってはいけない理由
セミリタイア若しくはアーリーリタイアを考えた時に真っ先に思い浮かぶのは不動産や株式と言った投資になります。
実業家や若くして富を手に入れた方はここでは考えません。仕事で富を手に入れた方は、仕事を心から好きになってやっていると思うので辞める選択肢は考えにくいからです。
セミリタイアを一つの目標にしている人は、固定給がなくなった後も自分で食べていけるだけのお金を生み出す必要があります。ほとんどの方はお金を手に入れずに一生遊んで暮らせる生活は出来ません。
そうなると日々のサラリーから拠出して投資を行っていく事がベストな選択肢であると思います。
投資するために過度な節約をする事は自分を苦しめる事になる
先程も言った様にセミリタイアが目標になっている人は、何かしらの基礎となるお金を生み出す手段が必要です。
投資がその手段になっている方も多いでしょう。しかし、セミリタイアのために必死に仕事を頑張って貰ったお金も節約して投資に回し過ぎるのは矛盾していると感じます。
だって不労所得を得て自由になるために、逆にそれから遠ざかる行動をしているからです。
勿論、投資は大切なファクターではあります。しかし頑張りすぎてバランスを崩せば自由からは離れていきます。
最近はそればかりに注視しすぎて本来の目的が何であるかを忘れてしまっているのかなと言う人もいます。僕も人ごとではありませんが^^:
自由を手にするために自由を削る事って矛盾していませんか
僕自身、自由を手に入れるために今自由じゃない事を求めているのかもしれません。
20代は体力もあり、遊んで徹夜してもどうにかなる年代です。徹夜してまで遊べとは言いませんが、将来自由になるために今を犠牲にしすぎていないかを考える事は大切です。将来ではなく今を生きているのです。
将来はあまりにも不確定です。どうなるかなんて分かりません、明日死ぬかもしれません。それなのに無理し続けて、本当に叶うか分からない目標のために我慢し続ける事は矛盾しています。
投資が悪いわけでもなく、節約が悪いわけでもありません。気の持ち方とバランスの問題です。
今の生活で満足しているのであれば良いでしょう。しかし目標のために目標と違う生活をしていないかチェックする事もたまには良いんじゃないでしょうか。
人生をゲーム感覚で捉えると少しは改善される
明日の事すらどうなるか分からないのが人間です。予知能力があれば・・・とか子供の時に考えた事もありますが、ないからこそ楽しいのだとも思います。
会社の先輩に言われた「人生をゲーム感覚で楽しむ」って考え方は目から鱗でした。
面倒くさい仕事ややりたくない事でもゲーム感覚で捉えると意外と楽になると思います。
投資についても同じです。先程言った矛盾とは逆になりますが、どうしてもセミリタイアとなると不労所得なりが必要です。
この矛盾を少しでも解消するために人生をゲームと捉えるのは理に適っています。
考える前に目的を果たすという選択肢
手段を吹っ飛ばしていきなり目的を行動に移してしまう事も多いに考える余地ありの選択です。
つまり、投資をする前にリタイアしちゃおうって事です。意外とこの考え方の方が上手くいったりしそうです。追い込まれてからの方が余裕のある時よりも真剣に物事に対して取り組むからです。
でも振り切るには勇気のいる選択です。ここに踏み切る勇気は僕にはありません。サラリーマンをしながら投資をする事が非常に理にかなっていると考えているためです。
ストレスフリーになれるのは実行タイプ
実際に試した訳ではないので分かりませんが、行動しちゃった方が生を実感しながら重質して生きていける気がします。
何をするにも自由。お金を稼ぐ場所も時間も。そしてやりたい事やどこに住もうかと考えたりしながら日々の生活を考えていく方が楽しそうです。
勿論、大変な苦労や困難がないわけではありませんし、隣の芝生が青いのかもしれません。しかし少なくとも今よりは、変なストレスを抱える事なく生活出来そうです。
まとめ
今回は投資をたとえに出してきましたが、投資に限った事ではないです。何かのために何かを犠牲にする事はしょうがない部分もあります。しかし目的と手段が相反するポジションにある時は、目標を見失ないがちです。
何のためにしているのか、本当にこの方法は正しいのかを一度立ち止まって再確認する事も必要なのです。
参考記事
投資の先の事まで考えられるとさらに深みが増します。