dartmaniaです。
ブログを見ていると米国株や日本株、投資信託からETF、REIT、不動産、ワラント等々実に色々な商品に投資している人を数多く見かけます。
一方、日常生活で投資をしている人はあまり多くみかけません。僕の様に周りに言っていないのかもしれませんが、実態を見てみると日本の投資への関心は薄い様に感じます。
投資は人生を彩る上で重要な役割を担っていると考えています。一方で、まだまだ毛嫌いしている人がいるのも事実です。今回は、投資未経験者にどのように薦めるべきか考えてみました。
投資に対する意識が低い日本
平成27年に日本証券業協会調査部がが公表した資料によると、保有率が最も高い商品が預貯金の91.9%で株式は13.0%、投資信託は9.0%だそうです。NISAの認知率は51.4%と約半数の方が知っている計算になります。
まだまだ預貯金が一番の資金場所となっています。アメリカの様な投資で国が成り立っている国家とは異なり、日本は投資をしんかうても生活出来る証拠でもあるのでしょう。
投資に対する誤解
・NISAは非課税と聞くけど何か裏がありそう
・富裕層しか投資していない
・数百万円の資金がないと出来ない
・ギャンブル性が強い
・口座開設に審査があり面倒くさそう
・一儲け出来るのは才能がある人
これらはよく見かける投資をしないための理由です。投資はまだまだギャンブル性が強いものとみなされる傾向にあります。
実際僕も投資をするまではこの様な事を思っていた一人です。実際やってみなきゃ本当のデメリットは分からないものです。
やらずにぐだぐだ言っているのであればやるべきです。勿論、投資に限らず全ての事に言えます。やらずにしない理由を述べる事はとても簡単ですし、自分の行動を肯定出来る便利な機能です。
もししないのであれば投資で上手く資産形成した人を妬む事も、お金がなくてヤバイ貸してとかもいうべきではないです。
それは自己責任と言うものです。
実生活と政府の思惑にはまだギャップがある
政府は投資を必死になって推奨しています。NISAが良い例です。他に401Kや仮想通貨もあります。仮想通貨はこれからどうなるか分かりませんが、国民を消費から投資へと行動を変移させるのに必死です。
一方 、国民の生活に馴染んでいない事も事実です。一部の投資家や興味がある人にしかその思いは届いていません。もっと身近に感じさせるための何かがないと投資国家にはならなでいしょう。
どのように薦めるべきか
それでは投資をどのように薦めれば良いのでしょうか。これは凄く難しい議題です。全くの未経験者に一から教えるとなるとどこから説明して良いか分からなくなります。まず投資に対する興味を得なければ話になりません。
いつまでも怪しいと思っている人に勧めてもさらにマイナス方向にしか進まないものです。
しかしながらそれでは話にならないので敢えて考えてみる事としました。
手法から入るパターン
まずは手法から入るパターンです。これが一番実践的ですね。投資はこういう風にして行うものだと言う事を示して挙げる事です。
ただ、これだと自分の投資手法がメインとなってしまいます。それが一番正しいものである保証はありません。
金融情勢から入るパターン
今の日本の金融事情から入るパターンです。今の日本は金利が低いから投資をしようと言う事です。
ただ、どうしても投資にはリスクがつきまといます。そのリスクをゼロにする事は出来ません。
そこが最初にして最大の難関です。確実に勝てる手法gああるわけではありません。資産形成として説明するには不十分な気もします。日本人はリスクを取るのを極端に嫌う気がします。〜はめっちゃ良いよと言っても、「でもリスクはあるし確実じゃないんでしょ」なんて言います。
「でも・・・でも・・・」が始まってしまったら手の付け様がありません。
個人の身になるパターン
その人の立場になって考えるパターンです。子供が生まれたら養育費も掛かるし、車の資金やマイホームの購入もあります。そういう時に困らないためにも今の内から投資をしようという流れで勧めてみます。
しかしこれでも「だったら節約してお金を貯めれば良いじゃん。わざわざリスクを取る必要はない」という事に成り兼ねません。
興味が無い人に勧めても無意味
結局、お金のリテラシーがあり向上心がある人は投資に行き着くと考えています。
10円を節約するために10キロ先のスーパーに行くようでは残念ながらリテラシーが高いとは言えません。
興味が無い人に投資を薦める事程、無意味な事はないなと最近は思っています。人を無理矢理投資の世界に引きづりこんで失敗しても、責任取れませんからね。
何人かに勧めてきましたが、自分から行動しなければどれだけ勧めても無駄と言う事は分かりました。僕が営業に向いてない可能性もありますが笑
やはり興味がある事しか人間はやらない
興味がないと誰もやろうとは思いません。投資に限らずゲームでもスポーツでも勉強でも何にでも当てはまります。
意欲がある人は言われなくてもやります。投資をする事は、リテラシーを高める上でもお金について知る上でも非常に重要なファクターではあります。
お金が欲しいとは思っているのに、勉強をしないのは何だか矛盾していますね。勉強しないで東大に入りたいと言っている様なものです。
東大に入りたければ対策して勉強するでしょう。でもお金が欲しいのにお金の勉強をしないのは一体全体面白い事です。
資産がなくなる可能性もあるから薦めるものではない
もはや無理して薦める事はなくなりました。ちょっと昔は興味がありそうだなと思った人には勧めていましたが結局はその人次第です。
どれだけ説明してもリスクが減る事はありあません。一番の安定資産は預貯金です。だから恐い人は預貯金で十分であると思っています。
自分が薦められるのが好きではない
僕は人からオススメされる事に対して抵抗があります。とは言うものの嫌いじゃないですし、面白いなと思った事にはすぐ飛びつきますけどね^^
初めて聞く事とか、自分の知らない事を知っている人からその世界の事を聞く事は好きです。その場でオススメを聞いたりもします。全くの無知ですから。
一方、自分が知っている事にオススメされてもなって思う部分もあります。
例えば、僕はアニメが好きですがこれオススメだよと言われると逆に見たくなくなります^^;
オススメって言ってるのはあなたであって自分が面白いとは限らないでしょってね。日常系と恋愛ものはあまり見ないのに、薦められて素晴らしさを語られても見る気にはなれないでしょう。きっと投資もそんな感じだと思います。
アニメには、日常からサスペンス、萌え、アクション、ミステリー、タイムトラベル系等色々なものがあります。その中で興味あるなしは勿論あります。
お金についても、預貯金する、投資する、消費する、色々な資産運用の仕方があります。
だから別にどれを選んでも良いと思います。ただ、投資をする事で成功失敗は別としてお金に対するリテラシーは間違いなく上がります。そしてそれは無駄にはなりません。
まとめ
投資をしていない人に投資を薦める事ほど難しい事はありませんね^^:証券会社に株を買いにきている人は何かしら興味があるから営業者から買うのです。いきなりお宅訪問で売りつけられても買わないでしょう。
まあその興味を引き出して挙げれば良いのでしょうけど。なかなか難しいものですね。
参考記事:
初めての資産運用は信頼出来る人に相談しましょう。
こう言う考え方もあります。