dartmaniaです。
かつてはどんな事をしてでも手に入れたかった事が、一度手に入れるとそうでもなくなることはよくある事です。
僕は基本的に熱しやすく冷め易いタイプであると自覚しています。ちょっとした事ですぐ熱して試すともういいやってなってしまいます。
そしてまた目移りしてしまうのも悪い癖です。やったことはあるけど、そんなに詳しくない事が沢山あります。
なぜ隣の芝生は青いのか?
人がやっている事を聞いたり、見たりするととても楽しそうに見えます。そして自分もやってみたい衝動に駆られます。なんせ隣の芝生は青々としていて、とても素晴らしい世界に満ちあふれている様に見えるからです。
陰に隠されたものは見えない
一言で言えば、青く見える理由は努力や失敗、苦労といった日向に隠れている部分が見えていないからです。
楽しいそうであったり充実している様に見えてもその裏には何かしらの黒い部分があります。
投資も然りです。稼いでいる人を見ればとても簡単に見えます。人は他人に対してそれほど注目はしないため、結果だけを見ます。良い部分だけしか見えなければ、青く見えるのも当然です。奥深くには投資戦術や、決算、チャートを見る知恵が沢山あります。一度も失敗せずに億万長者になれる人はほぼ皆無です。
青い、華やかな部分しか見る事はないので人は常に青く見えます。
考え方や価値観が違う
楽しくやっている様に見えても、それが自分にとって幸せかどうかは分かりません。本当に好きな事であれば、人は苦労や困難には立ち向かえます。しかもそういう人はとても楽しそうに問題に取り組みます。
しかし、そこまで好きでもないのに同じ様な事をすると、こんなはずじゃなかったのに・・・となってしまいます。
疲れているとき
疲れているときは自信もなくなりがちです。そういう時こそ他人の生活がよく見える事があります。あの人は〜〜〜なのに僕は・・・となってしまいがちです。
自分が辛い時には自己逃避をしたいですが、それを代替的にしている他人に対して羨ましさを感じるのでしょう。
投資をしてるとみんなが青く見える
投資関連のブログやツイッターなんかを見ていると、青く見える事が多々あります。それは紛れもなく自分に自信がないからに他なりません。
投資をしている人に憧れていましたが、実際やってみると億がとても深いです。確実に利益が出る訳でもありません。
利益がマイナスになる事もありますし、高値づかみもあります。売却した後にさらに上昇した銘柄もあります。
そういう時はすごく青く見えます。自分なりのスタイルを絶対として通していれば、周りに揺らされる事もないのでしょう。
青く見えたところから学ぶ
青く見えると言う事は、投資では自分が失敗したと言う事です。つまりそこから学ぶ事が沢山あります。
最近では青く見えた時はチャンスと捉える様にしています。今回失敗してしまったのであれば次に失敗をしない様に手を回す手段を考えれば良いのです。
どんなに自分を律していても、青く見えるものは見えてしまいます。
まあ何事もやってみなきゃ分からない
隣の芝生が青く見えたら取り敢えず僕はやります。そうすれば青く見えるためにはどれだけ大変かが実感出来ます。
もう一度言いますが青く見えるのは、良い部分しか見ていないからです。それ以外の何者でもありません。
セミリタイアする人も増えていますし実際僕も憧れはありますが、大変な事も沢山あるでしょう。
こればっかりはやってみなきゃ分からないので、取り敢えずやってみるのも最近はありかなとさえ思います。(直近ではしそうにないので一生しないかもしれません)
まとめ
隣の芝生は常に青いものです。逆にそれくらいの気持ちでいれば青く見えなくなって来る事もあります。
そう簡単に楽して何不自由なく楽しく生きるなんて事は出来ません。何かしらの犠牲は伴っているのが現実です。
それでも青い芝生に憧れるのは、そういった先に本当に心から青い芝生の上を歩ける事があるからであると思います。
参考記事
投資をする上で未来を考える事は必須です。