dartmaniaです。
なんでこんな物にお金を使ってしまったのだろう。
こんな経験をした事がある人は多いはずです。頭では分かっているのに、気が緩むとついいらない物や買ってしまう無駄遣いが増えてしまいます。
無駄遣いは日々の家計に大きな影響を及ぼします。この無駄遣いがなくせたら、もっとお金が貯まると思いませんか。
そして本当に欲しい物だけを手に入れたいと思いませんか。
今回は、不必要な無駄遣いをしないために心がけると良い考え方をいくつかご紹介します。
価格ではなく価値があるものにお金を使おう
よく言われるのは、
一週間待っても欲しかったら買う
コンビニに行く回数を減らす
今これを我慢したら他のものが買える
といった考え方です。一応参考記事を貼っておきます。
お金を貯めるのが苦手な人が上手く貯金するための初期対策 - Dartmania Cafe
確かにこれらも有効ですが、今回は少し違う角度からみていきましょう。
価値と価格の違い
価格とは、モノを買う時に支払う値段です。当たり前ですが、1000円のものを買う時には1000円札で交換する事が出来ます。
一方、価値とはモノが実生活に提供してくれるものです。もっと簡単に言うと、買った物がどれだけ自分の生活の役に立つかと言う事です。
1,000円のバスタオルと10,000円のバスタオルでは、体を拭くという行動は同じなのでわざわざ10,000円の方を使う必要はないですよね。
しかし、10,000のバスタオルを使う事で仮に肌荒れが無くなりキレイになるのであればそれ以上の価値がある事になります。
1,000円の本を買っても読まなければただの無駄使いです。しかし、ダイエットの本を読み込んで実践する事で痩せて綺麗になって彼氏が出来たとしたら、1,000円以上の価値を生み出す事は出来ます。
つまり価値は所有した人が生み出すものであり、価格には依存しません。
価値があるものの見極め方
では、価値があると見極めるにはどうすれば良いのでしょうか。
それは、本当に自分が払うお金と同等かそれ以上に価値があるかを考える事です。
その助けになるのが思考法です。
科学的思考〜そのサプリは本当に効果があるのか
まず一つ目は科学的な観点から言って正しいのか正しくないのかと言う事です。
水素水を買う、プロテインを買う、保湿クリーム、サプリメント等の健康的な物を買う時に約に立ちます。
セールスマンに水素水が体に良いと言われたから、その言葉を鵜呑みにして買っていないでしょうか。
プロテインで筋肉を付けたいと思った時に本当に効果があると思うでしょうか。
こういった宣伝文句に対して「本当にそうなの?」と疑問をもつ事が大切だと思います。
「あの優しそうなセールスマンがお買い得で健康にも良いと言っていたから」は危険です。結局後になってあまり効かなかった、良くなかったと言う事にも成り兼ねません。
言うなれば、証券会社の窓口に行って初対面のセールスマンにオススメされた投資信託を買うくらい愚かな事だと思います。
100円ショップに売っている商品と効果が変わらないなら1,000円の物を買う必要はないのです。
精神的思考〜買う前に何を達成したいか考える
二つ目は精神的思考です。大金を払って車やジュエリーを買う時に、それを得る事で達成したい事は何でしょうか。
見せびらかしたい、ストレス解消したいと言う欲求だと危険です。
みせびらかすには常に買い続けなければなりません。ストレス解消に物を買うと言う事は一時的なリフレッシュにはなります。
しかし、ストレスが無くならない限り買い続けてしまいます。そのストレスが買った翌月のクレジットカードの請求書だったら災難ですね。
逆に物を買う事で知識を得たい、人脈を得たい、時間が節約出来ると言う欲求であると、上手い買い物を出来る様になります。
つまり、さらに楽になって、もっと知識が増えて人生が豊かになっていく事にお金を使おうと言う事です。
衝動買いしそうになったときは、「あれ、本当に必要かな。これを得る事で何かメリットがあるのかな。ストレスを解消するだけだったらまたストレスが貯まったら買ってしまうんだし、他の方法でストレスを解消しよう。じゃあ今必要なものってなんだっけ?あ、ティッシュなくなってたんだった。取り敢えず日用品会に行こう」と他の必要な物にすり替える事で和らぎます。
気が緩んだ時に注意したい事
大金を支払った後は注意が必要
私も経験がありますが、大金を払った後は財布の紐が緩くなりがちです。例えば10万円握りしめて欲しかったカメラを買いにいったとします。
そうすると、その後に買う1000円がとても安く感じます。だから「まあこれくらいなら良いか」とついつい要らないものまで買ってしまいます。
つまり、大きい金額のものを買ったり悩んだりしているとそれより遥かに安い物は簡単に買ってしまうのです。
10万円のものを買ったんだし、ちょっと贅沢して2,000円くらいのランチでも食べようかなとなるわけです。
合理的に考えると、普段では絶対に食べないのに高額商品を買った後にはいとも簡単に支払ったりします。
その時にこそ、本当に価値があるか考える事で気持ちを落ち着かせましょう。大体は要らない物だと思いますよ。
買うまでは楽しいけど買った後は興味がなくなる
子供が親にせがんで買ってもらったおもちゃをほぼ使う事無く家の隅に追いやられている事があります。
親はこの時せっかく買ったのにと思いますが、実は大人でも同じ事をしてしまいがちあです。
欲しいものがあって、漸く給料日が来て買ったものが実際に家に届いたら使わない事があります。
読みたかった本を積ん読してませんか?
服屋で一目惚れして買った服なのに、一回だけ着てクローゼット行きになってる服はないでしょうか。
つまり買ったものはどうでも良くて、買うと言う行動がしたいのかもしれません。
本当に自分が欲しいと思う物を見つけるのも難しいですね。
まとめ:価格以上の価値を見いだす
つまらない買い物を減らすためには、自分に何が必要かを考える癖を付ける事です。
必要な物は日用品もそうですが、趣味嗜好品も同じです。買う事によって満たしたい欲求は時間を減らす、知識を得る、人脈を得るの3つを基準に考えると良いでしょう。
もう一つはお金とか時間とか関係なく一人でも苦にならない本当に好きな趣味にお金を掛ける事です。これは心の幸せに繋がる良いお金の使い方ですが、使い過ぎには注意しましょう。