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すぐ出来る投資のコツ!手数料を考えれば成果は劇的に上がる

dartmaniaです。

突然ですが、投資を実際にやっている人や、これから始めようとする人が必ず注目するモノはなんでしょうか。

株式だけではなく、不動産や債券、投資信託などあらゆる投資をする時にも考えます。

答えは、「リターン」です。

10年間や場合によっては30年間のリターンを見て長期的に素晴らしいリターンが出ているので安心して買うための指標になる事もあります。

一方で、出ていくお金つまり「コスト」には意外と無頓着であると思います。

今回は投資をする人にとっては身近な存在ですが、細かい所まで見ずに投資をしてしまうと恐い手数料のお話です。

投資にはどんなコストが掛かるか理解したい人

潜在コストを把握しリターンを改善したい人

は読んでおいて損は無いと思います。

複利のコストは排除すべき

手数料を理解する事で「リターン」は劇的に改善します。手数料が実際にどれくらい掛かるかは後で述べる事にして、ここではコストはどれくらいリターンに影響を与えるかについてお話しします。

結論から言うと無駄なコストは徹底的に下げるべきです。

2%の違いが生み出すコストの魔力

例えば1000万円を3%と5%で30年間リターンを得たときの違いを計算してみましょう。

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上記を見てもらえば分かる様に、3%と5%では約1895万円もの差が生まれます。

たかが2%といえど、利回りの良さを求める事でここまで劇的に変化する複利の力は偉大と言えます。

一方では逆の見方も出来ます。

例えば本来5%のリターンが得られるはずの株式がある力によって簡単に3%にも2%にも減ってしまう可能性があります。

それこそがコストであり、実際のリターンには見えてこない闇の部分です。

複利の力は両極に大きく働く

複利の力は偉大です。資産が大きくなるにつれ、複利の力も目に見えて感じてくるため、雪だるま(スノーボウル)と言い換えられる事もあります。

逆にネガティブに働くのはとても堪え難いものです。

ローンやリボ払いは金利付きの借金です。全ての借金が悪いとはいいませんが、負債に掛かる複利は、下手をすれば返しても返しても減らないと言う状況に陥りかねません。

また、金額が大きい程その効果も大きくなります。

バカにできない投資に掛かる潜在コスト

投資にも実は目に見えていないコストが沢山潜んでいます。 

そういったコストを認識し出来る限り改善していく事はより良いリターンを求める上で欠かせません。

理解はしていても、実際に認識し行動するのはなかなか難しいものです。

今回は出来るだけ多くの潜在コストを列挙し、いくつかの改善策を挙げてみたいと思います。

潜在コスト一覧

・送金手数料

証券口座に送金する場合には送金手数料が掛かります。

ここは確実に手数料無料で送金しましょう。日本の金融システム、特にネットバンクでは無料で送金出来る場合が多いです。

SBI証券はある特定の口座を指定すれば手数料無料で送金できます。

海外口座の場合は、Transfer Wiseが最も安く送金出来ます。ただし証券口座ではなく海外銀行口座にのみ対応している事に注意しましょう。

・売買コスト

株式や投資信託を売り買いをするにも手数料は掛かります。

手数料は圧倒的にネット証券会社の方が窓口のある会社よりも安くなります。

こうした小さいコストも積み重なると大きなコストになるので注意しましょう。

短期で売買すればするほど、コストも大きくなります。長期投資は短期に比べ、こういった側面でも有利と言えるでしょう。

・為替手数料

外国株を買う場合には為替手数料が発生します。ネット証券(SBI、楽天、マネックス等)の手数料はかなり安いです。

窓口のある証券口座や銀行では平気で1ドル1円の為替手数料を取る場合もあります。

100万円を1ドル110円と111円で変えた場合、約9000円近く違います。

・信託報酬

投資信託を買う際に、年間である一定額を支払う必要があります。これは、お金を集めて運用している会社への手数料です。会社でも運用するにはお金(コスト)が掛かるからです。

積み立てNISAには信託報酬の安い商品を多く集めていて非常に良い制度、環境だと思います。

一方でまだまだ高コストな投資信託も沢山あるので買う際には注視してみましょう。

・乗換コスト

売買コストとほぼ同じですが、次から次へと銘柄や商品を変えていると、それだけコストが嵩む事になります。

・口座維持手数料

日本にはありませんが、海外ではある一定額以上の入金が無いと維持手数料を取られる場合もあります。

・回転率の高い投資信託

回転率が高いと言う事はもうお気づきですよね。

そうです、売買コストが嵩む原因になります。投資信託を買う際にはアクティブファンドと呼ばれる市場平均を上回る事を目標とした商品があります。この商品の多くは、売買回転率が高く潜在的なコストがかなり多いと思われます。

この様な商品は慎重に選びましょう。

・(分配金への)税金

 最後に忘れてはいけないのが税金です。この部分が一番コストになります。

例えば頻繁に利益確定をする人は、毎回税金を取られる事と変わりません。ちょっとした額だと思うかもしれませんが、ここでも複利の力は健在なのです。

まとめ:複利のコストは徹底して排除しよう

一重に投資をすると言ってもかなり多くのコストが掛かる事がお分かり頂けたでしょうか。

良いリターンを出す事は、コストを最小限に抑える事が最も重要だと思います。

何気なく毎回掛かるコストが、一回の大きな損失よりも大きいのです。

特に直接関係のない、送金手数料や税金は軽視しがちです。

隠れたコストを認識し、出来るだけ回避するその一歩がリターンを大きく変えてられる力をもっているのです。