dartmaniaです。
仕事がテンプレート化するにつれて、「何だか最近面白くないな〜」と感じる事は誰にでもあると思います。マンネリ化した仕事程つまらない事はありません。
勿論やりたい事があって今の職を見つけた人もいるでしょうが、どうしてもお金という対価が発生する以上、嫌な事も出てきます。
お金を貰っているのだから、少しくらいは我慢しなきゃと思う事も出てきます。負の感情を放っておくのはあまり良くないですよね。
そういった時に役に立つ考え方が「ゲーム感覚で仕事をする」です。
仕事が好きになれない人、マンネリ化している人はこの記事を読んで仕事をゲーム感覚で楽しめる様になれば、ポジティブな気持ちになれると思います。
仕事をゲーム感覚で捉える
ゲーム感覚で仕事をする方法と言うのは、昔からよく言われている事です。ですが、上手く実践出来ているかと聞かれるとそうでも無いかもしれません。
確かに「昔ゲームしてた時は楽しくて時間が流れるのが早かったし、仕事に取り入れるのは分かるけど、いまいちピンと来ない」という方も多いのではないでしょうか。
今回は何故取り入れた方が楽しくなるのか、やる気が上がるのかについてお話ししたいと思います。そしてゲーム設定の仕方も少し触れていきます。
仕事をゲーム感覚で捉えるメリット
その前に一般的に言われているゲーム感覚でやるメリットをお話しします。
一般的に言われている事は、
・細分化した目標が出来る
・他人の評価が気にならなくなる
・クリアした時のご褒美を設けると楽しくなる
等があります。
ゲームは複数プレイも取得スキルもあり
仕事は一人では出来ませんし、色々な事柄が組み合わさって成り立っています。一つ一つ紐解きながら、解決していくストーリーを組み立てて仕事するのも面白いでしょう。
このダンジョンはこの人の方が得意そうだから、任せてみようというのも一つの手です。
ゲームでは、特殊スキルがあるとかなり強くなる事があります。
また、自分自身でスキルを取得し強化する戦法もあります。資格や免許、経験がこれに当たります。
こうした方法論は多く出回っているので、調べればすぐに出てきます。
しかし方法論を知ったところでどうしても欠かせない重要なポイント(ゲームの設定)を間違えてしまうと、全然面白みがなくなってしまいます。ゲーム感覚でやる時に大切なのは自分が制作者になったつもりで創造する事です。
ここが最大のポイントであり、ゴールも設定も、人生と言うゲームを作るのはあなただけです。
唯一共通して言える設定は死んでしまったらリトライが出来ない事です。
仕事のゲーム設定方法
ポイントは大きく分けて3つあります。
・ゲームは自分に適した難易度か
・難易度に緩急はあるか
・最終的なゴールは特に決めなくても良い
ゲームは自分に適した難易度か
ゲームをやってきた人なら分かるかもしれませんが、世の中には難し過ぎるゲームがあります。例えば、ダークソウルやもっと前で言うと魔界村なんてのもありましたね。
こういう類いのゲームを人生で設定すべきではありません。
何が言いたいかと言うと、自分を上回る圧倒的な難易度の事を長時間やっても全く面白くないと言う事です。
RPGは主人公がどんどんレベルアップしていくゲームですが、初めからラスボスが出てきても確実に負けます。そういうのは面白くないですよね。徐々に強くなっていって行くから楽しいのです。
では、どういう時に楽しさを感じ、やる気が出るかと言うと、勝てるか勝てないかギリギリのゲームをしている時です。
あと少しなのに、負けてしまう。クリア出来そうで出来ないダンジョン。こういった心境になるからゲームは時間を忘れて楽しめるのです。
つまり、自分の能力を少し上回るくらいの難易度の仕事が一番やる気が上がるわけです。
難易度に緩急はあるか
いつもラスボスばかりでは、疲れます。かといって雑魚キャラしか出てこないゲームをつまらないものです。
仕事でも同じで常に気を張っているのも疲れますし、代わり映えの無い仕事だけだと面白くありません。
人間の我が儘な心理ですが、仕事に緩急を付ける事でやる気は上がります。
正にRPGをそっくり真似て人生ゲームを創造してみましょう。
最終的なゴールは特に決めなくても良い
この思考法はあくまで、短中期的にやる気を上げる方法であると考えています。例えば、最終的なゴールを社長になると決めても道筋は難しいものです。
社会は運や偶然の要素も沢山あります。こんな仕事がしたい、あの部署に行きたいと願っても行けないのはよくある事です。それを全て想い通りにする事は不可能に近いので、敢えて長期的なゴールを設定する必要はありません。
ただ短中期的なゴールを設定する必要はあります。それは先で紹介した設定方法に基づいて決定すれば良いのです。
まとめ:仕事をゲーム化して人生を楽しもう
死んだら終わりの人生ゲーム。こんなスリリングなゲームはこの世にありません。
どれだけ足掻いても、仕事で理不尽な事や嫌な事、つまらない事は出てきます。
そういった時にこのゲーム感覚で攻略する事を思い出して実践してみて下さい。
もしかしたらつまらない事が楽しい事に変わるかもしれません。
最後に言い忘れていましたが、どうしてもクリアで出来ない様な理不尽なダンジョンでは逃げる事も一つの戦略ですよ!