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資産が増えた時に生活水準を上げないために気をつけるべき事

dartmaniaです。

年功序列の日本では、年齢を重ねる毎に貰えるお給料も高くなります。その分、生活費として使える金額も多くなります。

しかし給料が増えた分だけ生活費も上げていたら、いつまで経っても働き続けなければなりませんし、50歳後半にお給料が減った時に家庭のお金が回らなくなる可能性が出てきます。

そうならないためにも個人の資産が増えた時に特に注意するべき事があります。

この記事では、給料が増えたけど貯蓄がなかなか増えない人に向けて気を付けるべき事をお話ししていきます。

生活水準を下げる事の難しさ

初めのうちは自分は生活水準を下げられると思いがちです。しかし一旦上げてしまった生活レベルを下げる事はなかなか出来る事ではありません。

私も無理だと思います。例えば、スマートフォンは良い例でしょう。今、ガラケーにしようとは思わないはずですし、ましてやお金がないから持たない事は考えられません。

車でも家電製品でも住宅でも良いものから質の劣るものに変える事は難しいのではないでしょうか。 

人間は慣れる生き物

もし年間に100万円しか収入がなかったら100万円でも生活出来ますが、収入が400万円の人が100万円で生活するとなると相当キツいと思います。

人は一度心地よい環境に身を置くと、その水準を下げるのにかなりの抵抗と苦痛が伴います。

私の友達は、大学時代に車を手にしてから車のない生活は考えられないと言っていました。私は持っていなかったので、無くても生活出来ています。あまり必要性も感じていませんでした。

欲しいと思う事もありましたが、我慢しました。何故なら電車やバス等の交通網が発達しており車よりも安く移動出来る手段があったからです。もし車が必要であればレンタカーで十分なのです。

生活レベルを上げない様に注意するべき4つの具体的な方法

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では、具体的にはどういう事に注意すれば良いのでしょう。私が注意している事を挙げてみます。

・毎月同じ金額で予算を立てる

・先取りして貯金する

・ほぼ同じ質で料金の低い方を代替案を選ぶ

・1万円以上の物は一週間考えてから買う

毎月同じ金額で予算を立てる

給料が減ろうが増えようが、毎月同じ額で予算を立てています。そうすれば貯金出来る額は年齢とともに増えていきます。また、生活水準も変わる事はありません。

これを今年のボーナスは沢山入ったからと、一気に使っていたらいくらあっても足りませんよね。

毎月同じ額なので計算もしやすいですし、臨時の出費にも対応出来ます。

何より自分の心が、お金に対して緩むのも防ぐ効果もあります。

先取りして貯金する

お金を貯める方法と称して、先取り貯金は多くのFPやブログでも紹介されています。それゆえ信憑性は言うまでもなくあるでしょう。

もう少し付け加えておくと、給料の○%貯金すると言う方法はあまりオススメしません。何故なら残りの生活費も割合で決まってしまうためです。

だから先程話した、同じ金額で予算を立てるというのが一番効果的なのです。その残った分を貯金するあるいは投資に回す事で、生活水準を挙げる必要はなくなります。

ほぼ同じ質で料金の低い方を選ぶ

格安スマホ会社でもキャリアでもほとんど性能は変わりません。なのに値段は2~3倍以上変わります。

格安スマホにすると電話には料金が掛かりますが、今は無料通話アプリもありますし解決策はいくらでもあります。

ジェネリックも同じです。

競争社会の世界ではあらゆる価格は日が経つにつれて下がっていきます。単なる面倒臭さやちょっとしたデメリットがあるだけで変更しないのは非常に勿体無いです。

車にしても、私は目的地まで着ければ良いのです。車でもバスでも変わりはないのに出費は顕著に異なります。資産が増えて余裕がある時こそ、もう一度本当に必要が考えてみましょう。ただ欲しいだけの消費なのか、時間を短縮するため、有意義な時間を過ごすための投資なのか。

勿論、車が趣味というのであれば保有しても良いですし、どうしても車が必要な人もいます。

ただ、家計を圧迫する、もしくは貯金出来なくなるまで水準を挙げない様にしたいですね。

1万円以上の物は一週間考えてから買う

1万円以上の物はよく考えてから買う癖を付けましょう。簡単に1万円以上出す事になれてしまうと、どんどんエスカレートしていきます。

3万円、5万円と、大金を払う事に戸惑いがなくなります。勿論、それだけの収入をもらっていると言う事なので良い様に思えます。

ただその生活が何十年も続く保証はありません。いざという時のための予防線を張っておく必要はあります。

まとめ

資産が増えた時、一番恐いのは財布の紐を緩くしてしまう事です。生活に彩りを加えるために単発なら良いですが、それがずるずると続いてしまうと引き返すのが難しくなります。

いずれにしても、生活水準をあげないためには、今と同じ生活を続ける、もしくは今以上に節約するしかありません。

生活水準を上げる事で幸福感は増すでしょう。しかし、確実にお金の減りは早くなりますし、ラットレースから抜け出すのも難しくなるでしょう。

自分の身の丈に合った生活を心掛けたいものです。