dartmaniaです。
長く生きるにつれて趣味や志向は変化していきますが、視覚はなかなか変わらないものです。
私は理系出身ですが、その時の性格は頭で直そうと思っていても、どうしても行動が付いてきません。
人生には、0か100かで考える事が出来ないグレーの事柄が多く発生します。
そのようなグレーの状況の時には、決断力よりも上手くやり過ごす能力も求められる時代なのです。
0と100で考えられない事
私たちは常日頃から多くの選択をする事で、人生の方向付けをしています。
世の中にはもっとグラデーションがあるべきなのですが、私の考えは偏りがちだと最近感じています。
例えば、0と100で考えられない事は沢山あります。
・結婚すれば幸せ、そうでなければ不幸
・大企業に勤めれば勝ち組、それ以外は負け組
・お互い好きな男女が別れるか付き合うか
・欲しい物を買うか買わないか
・あるプロジェクトを受注するか拒否するか
結婚するかしないかは人それぞれです。結婚しなくても幸せな人は沢山居ますし、結婚したから幸せになるとは限りません。
結婚は初め理であり、ゴールではないからです。
また、大企業に勤めなくても成功する人はいます。プライベートを充実させたいために忙しくない仕事をする人もいます。
自分がどこに幸せの価値を見いだすかは人それぞれですし、大企業に入ったから勝ち組と言う訳ではありません。
『自分が幸せなら生き方なんて何でも良い』のです。
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最後に結論を出さなければいけない
0か100かで考えられないと言いましたが、最終的には結論は出てきます。
結婚して幸せだったとか、結婚しなければ良かったとか。それは時間が経過して意味内と分からない事であるかも知れません。
しかし分からない状況の中で選択を迫られる時は必ず来ます。
結論を出すのは早い方が良いのか
では、結論を早く出すに超した事はないのでしょうか。これは凄く難しいです。悩み事が一人のみの問題で解決する場合は比較的楽ですが、他人が入ってくると結論を出すのには慎重にならざるを得ません。
私は、その中途半端な時間が凄くもどかしく感じてしまいます。
自分の考えとして、行き着く先の結論が出ているのであればなおさらです。
しかし結論を急ぎすぎて失敗する事もあります。
時間が解決する事もある
結婚や出会い、仕事も同じですが、人生はタイミングの連続です。そのタイミングを待たなければいけない、もどかしい時期は必要不可欠な時間でもあると思います。
時間が解決してくれますが、今それを手に入れたいと思ったり、仕事では結論を出して早く終わらせたいと思ってしまうのが今の私の実情です。
時間が解決するって実体のないお化けみたいな感じがします。何故時間をかければ解決するのかなと思ってしまいます。
今話し結論を出す事に何の問題があるのかといつも疑問に思います。
しかし後から振り返ってみると、あの時の時間は今のこの結論のためにはは必要な時間だったなあと思う事も多々あります。
文系と理系の違い
そもそも何故結論を出したがるのかを考えてると、一つの理由に理系だからという事が挙げられます。
理系は答えが一つに限られてきます。段階は色々あるにせよ、論理的に組み立てて結論を出すのが理系の考え方です。
1+1は必ず答えが2になります。
どこか一つでもパーツが崩れていれば完成しません。まさにジグソーパズルです。
一方、文系はあらゆる事柄を体系的に取りまとめて、色々なゴールを見いだそうとします。大学入試の小説でもそうですが、人によって捉え方が異なりで見えるゴールも人によって変化します。
「メロスが走っている時の感情を答えないさい」と言われてた時に論理的に組み立てて一つの答えを出す事は出来ません。
みんな違う価値観や考えをもっているからです。
文系的な柔軟な考えを身につけたい
かの有名なアインシュタインは1+1が何故1にならないのかと先生に質問して困らせたと言う逸話があります。
数学的には2になりますが、例えば2つの泥団子を合わせたら多いな泥団子が一つだけ出来ます。
こう言う話の様に必ず答えは一つではないし、グレーな部分はあるのです。
結論を求めるよりも、「こう言う考えもあるのではないか」、「今はグレーにしておいた方が良いのか」と言う事も最近は凄く大事ではないかと感じる様になりました。
Dartmaniaの今後の目標まとめ
・最終的なゴールを始めに決める (流動的に動く事は想定する)
・結果を求めて早とちりしない
・時間が解決する経験をする
今は頭では理解しているつもりでも、体が付いてこないのが実情です。これからも0なのか100なのか40にすべきか少し攻めて80にすべきかと言った問題が多く出てくると重います。
そういった時に柔軟に時間を味方につけて行動出来る余裕を身につけていきたいです。