dartmaniaです。
お金儲けを目標にすると、体も心もボロボロになってしまいます。
良い例があります。私が海外赴任をするに当たり、同期や親しい先輩から「帰国したら奢ってね」 と言われる事が多々ありました。
ヒドい言い方をすれば、周りの人達は自分の事を金のなる木としか思っていません。
つまり、お金持ちになったとしても周りの人に集られるのがオチと言う事です。
お金を目標にしない方が良い
お金は
1いざと言う時に、選択肢を増やしてくれる
2次のステップに進むための道具
です。
例えば、頑張って貯めたお金で高級住宅を買ったとしても、ただ生活するためだけであるなら要りません。
船を買ったとしても一人で乗るだけならレンタルの方が安いです。
自分でしか使わない、何も生み出さないモノは維持費や保険料、税金を払うだけの負債でしかないのです。
いざという時に、お金は選択肢を増やしてくれる - Dartmania Cafe
負債は負債を呼ぶ
「ユダヤ人大富豪の教え」で有名な本田健さんの言葉を借りると、お金との付き合い方はお金の主人になるか、奴隷になるかの二種類になるそうです。
サラリーマンの私は、ガッツリ奴隷ですね。
奴隷になると負債が負債を呼びます。例えば、不動産は多くの人にとって負債です。
そして負債を負債と気付かず、さらに維持費やら何やらでお金を取られます。
物欲にしてもそうです。あの服が欲しい、このゲームが欲しい、新作の車が出たから欲しい。
年収500万円であれば500万円の生活をします。しかし年収1000万円になったら500万円の生活はしません。
1000万円の人は年収2000万円の生活に憧れ、2000万円の人は5000万円の人に憧れます。
この様な考えを持っていると、永遠にラットレースから抜け出せないですね。
消費から投資へ
今までの事例に共通している事は全て消費だと言う事です。
つまり家にしろ、車にしろ、ゲームにしろ買った分だけ通帳の金額は減っていきます。
通帳を見て、減る恐怖と戦いながら消費する生活を送るはめになります。
一方、お金をツールだと理解している人は、そこに別の価値を見いだします。
住宅であれば、人を呼んでパーティをすれば人脈は増えます。
高級車も負債ですが、高級車所有者の集まりに参加するために買うのであればまた違った意味になってきます。
ゲームもやるだけなら、消費ですが大会に出て人脈を広げるためにという捉え方も出来ます。
それこそ好きな人が好きなゲームで一緒にやるために口実を作るためなんてのもありですね。
この様に、捉え方一つで消費から投資にする事は可能です
消費・浪費から投資へのシフト - Dartmania Cafe
お金の向こう側を目標にする
今までの人生を振り返っても、目標はコロコロ変わりいつも探し求めている様な気がします。
先日、ふと過去の日記を読んでいた時「死ぬ時に後悔しないで笑って死ねたらいいな」って書いてありました。
我ながらこんな事書いていたのかと恥ずかしくなると同時に、確かになと思ったのもまた事実です。
これについてもう少しみていきましょう。
億り人を目指す不毛な人達
気分を悪くされたらすみません。私もかつては億り人なりてぇと思っていた口です。
要は、1億円の資産築いて何がしたいんですか。億り人になったら後悔しないで死ねますか?って話です。
お金があるに超した事はありませんが、5000万円じゃダメなんですか?切りの良い数字にアンカリングされてるだけじゃないですか?
お金を目標にしても満たされない理由はここにあると思います。
投資は手段の一つで目的ではない - Dartmania Cafe
セミリタイアを目標にするのは間違い!?
セミリタイアを目標にする方もいますが、少し違う気がするんですよね。会社が嫌だから転職するのと変わらない考えだとさえ思っています。
時間が欲しいから辞めるのは分かります。では、時間を得て何をしたいのか、セミリタイアを目標にセミリタイアしても人生は続きます。
「セミリタイアした!嬉しい!これで悔いなく死ねる」とはならないですよね。
カンボジアに行ったらセミリタイア欲が一気に高まった - Dartmania Cafe
まとめ
お金は選択肢を増やしてくれますが幸せはもたらしてくれません。幸せをもたらしてくれる事を自分の心に聞いてみましょう。幸せとは究極的には、死ぬ時に後悔なく死ねる事だと考えます。
死ぬ時に1億円の貯金があれば幸せですか?
お金を手にする事よりも、お金を使って何がしたいのかを考え育てる方が大切です。
あなたが死ぬ時に後悔しないのはどんな生き方でしょう?