dartmaniaです。
投資をするにしても、その手法は様々なものがあります。
その中でも僕はバリュー銘柄を主として投資を行っています。最近は、逆張りも考慮しつつ売買を行っていますが、どうしても売却後のリスクはあります。
株式売却後に訪れる株価上昇
僕は売買が上手くないため、どうしても買付後に株価は下がり、売却後に上昇する事が多いです。本当に上手く出来ています。
ライザップの時は、売却後に約2倍に上昇しましたから精神的には見ない方が良いですね。
ライザップから学んだ売却リスク - Dartmania Cafe
このリスクは毎回つきまといます。バイ&ホールド戦略を取っている方も見受けられますし僕も将来的にはそうしたいと考えていますが、現在は訳あって売買を繰り返しています。
まあどうしても利が乗ってくると売却したくなってしまい、結局時期が悪く値上がりする事が多いのがこのブログです。
僕の逆をいけば利益がより出るかもしれません笑
天井で売る事は不可能
株価は上昇と下落を繰り返している生き物です。利益を最大化しようと思っても、天井で売る事は不可能です。
それよりは買付時に天井で買わない様に学ぶ事の方が有益でしょう。
利益が出るかどうかは、どのタイミングで買付するかによって左右されると言っても過言ではありません。
兎にも角にも株価を予測するより真剣にタイムマシンの作り方を研究した方がよいかもしれません。
相場サイクルを読む鍵は四季にあった - Dartmania Cafe
上昇リスクへの対処
上昇リスクと言うより、今回は、売却後に実際株価上昇が起こってしまった時について考えてみたいと思います。
対処法1:モニターする
割安株が上昇する要因としては、注目を集めてきた場合や決算が良かった場合、逆張りの利ざやが得られる場合等があります。
株価は上下動を繰り返すので、もし上がってしまったとしてもその後の挙動を観測し続ける事でイン出来る可能性は出てきます。
欠点があるとすれば、売買価格にアンカリングされて正常な判断が出来なくなる事です。
前回の売買とは切り離して考える必要が出てきます。
『アンカリング効果』買おうとしている銘柄は本当に割安ですか? - Dartmania Cafe
対処法2:自分のルールを作る
この考えは、さらなる利益の追求と言うより精神的な対処法です。
ヒントは「嫌な上司への対処方法」にありました。つまり上司ではなく自分の心の持ち様を変えようと言う発想です。
よく言われている他人をコントロールする事が難しいのと同様に、株価をコントロールする事は難しいです。というか機関投資家でも無い限り不可能です。
だからこそ自分の中でルールを作ってしまうのです。
ルールには大目標と小目標があります。
大目標は年間の成績です。日本株投資に関しては20%を目標としているため、その20%が達成さえされれば、他は割り切るのです。
小目標はそれぞれの銘柄についてで、保有銘柄に目標を立ててみます。
例えば、長期的に配当と値上がりを目的とした銘柄もあるでしょう。より具体的に50%の上昇があれば売却でも良いでしょう。逆に下落時の売却ルールも設けられそうです。
こうして作った自分ルールに遭わせて割り切って売却すれば、精神的負担は少なくなります。
この対処法について、失敗したなと思ったら次に訂正すれば良いのです、そうやって少しずつ糧にしていけば良いのです。
対処法3:本を読む
世の中には、投資の名著と呼ばれる本が多数あります。
その本の中で大きく分けて「実践タイプ」と「マインドタイプ」の本があります。
今回はマインドタイプの中から「マネーの公理」をオススメします。購入後半年しないうちに3回も読み直している本です。
自分の行いを正当化するわけではないですが、この本に救われる事は多々有ります。
特に第二の公理「常に早すぎるほど早く利食え」の部分です。
売却した事を後悔するかもしれませんが、場数を踏む事によって、学び自己研磨をしその後悔を少しでも減らしていけたらと思います。
- 作者: マックス・ギュンター,林康史,石川由美子
- 出版社/メーカー: 日経BP社
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まとめ
起こってしまった事を後悔しても何も始まりません、時には自分を騙す事も必要です。
その一方で、過ちから学び次の利益に繋げる事こそが大切です。
過去より未来に期待するくらいの楽観主義でも良いのかもしれませんね^^