投資は手段の一つで目的ではない

dartmaniaです。

世の中には色々な投資手法があります。バリュー株やグロース株への投資、はたまたETFや投資信託、債券、金などがあります。

投資に没頭していると、あたかも投資自体が目的になっている事がありますが結局目指す場所はもっと違う場所にあります。

投資をしていると実に多くの手法があり、自分がどれに適しているか何に投資をしようとしているかを考える事が多々あります。

投資方法やファンド、個別株についてあれこれ言及している記事も多く見かけます。勿論、投資と言う訳の分からない抽象的な事を具体化して行動に落とし込む事が先決ですし、ずっと続けていく必要はあります。でもそれが全部ではありません。

年に数千万円稼ぐ人もいますが、本当に幸せなのでしょうか。ブリンストン大学の心理学者の有名な研究で、年収が7万5000ドル（約900万円）までしか幸福度と年収は比例しないと言う結果を提示しています。

勿論、人が生きていく上で寒さをしのぐ家や食料、健康を得るためにある程度の収入は必要です。

年収が3~400万円あり贅沢をしなければそれなりに生活は出来ます。

一方年収が1,000万円有るからと言って、毎日楽しい生活が送れているとは限りません。要は足るを知る生活をする事が幸せの一歩だと思います。

では、投資で稼いだからと言って幸せになれるのでしょうか。

紙幣の成分は少し特殊な和紙ですが、いわばただの紙です。

極端な例として、お金を稼く事に成功したとしましょう。

しかし使い道が無かったらどうでしょうか。例えば、飲みにいく友人がいない、一緒に旅行に行く家族がいない、金稼ぎに夢中になって体を壊しお金が病院に消えていく。

ある程度の幸せはお金で買えますが、必要最低限以上になると買えなくなります。

彼氏彼女が欲しいと思った事はありませんか？

子供が欲しいと思った事はありませんか？

有名大学に行きたいと思った事はありませんか？

部活動でレギュラーになりたいと思ったことはありませんか？

何か上手くなりたいと思う事（スポーツや音楽、料理等）がありませんか？

これらはお金で買えるものではありません。

お金を持っていれば、高級車や高級料理等、確かにお金で買えるものもあるでしょう。それで幸せを得る事もあるでしょう。もしかしたら上記で言った事も買えるかも？しれません。

でも僕は「お金を払って超高級料理を食べた事」よりも、「彼女と一緒に料理作ったけど失敗しちゃってマズいねって言いながら食べた事」の方が記憶に残っています。

適当に勉強して入った高校より、挫折して浪人して猛勉強して入った大学受験時代の方が今の人生に活きていると感じます。

ネットや本で海外の事を調べるより、実際に旅行する方が多くの事を吸収出来ます。

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お金が欲しいって言うと貧しく見えます。そりゃ僕もお金は欲しいですが、そんな事を言うよりは「〜〜〜したい！」と言った方がよっぽどお金稼ぎに精が出ます。

マスターカードのCMで有名な言葉「お金で買えない価値がある。買える物はマスターカードで」は多くの方が知っているのではないでしょうか。しかし実際に実現している人はどれくらいいるのでしょうか。

僕は、お金で買えない価値のものを買うために投資している部分もあります。

みなさんは何のために投資をしていますか？

参考記事：

実際に何がしたいかを考えてみましょう。

海外放浪も一つの夢です。

全く逆に向かっていかない様にしたいものです。