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証券会社窓口で投資信託の相談をするのは危険である理由

dartmaniaです。

題名の通り、窓口で商品を購入する際にはある程度マネーリテラシーがないとだまされる危険性が高いです。

先日、両親が保有している投資信託について話を聞こうと、証券会社窓口に相談に言ってきた話をしたいと思います。

勧めてきた商品は信託報酬が高かった

僕の両親が保有している投資信託は、信託報酬が高いなと感じる投資信託2つでした。その内の一つは、のむラップファンド(普通型)というもので、信託報酬が税抜1.23%です。

初見で既に、結構高いなと思ってしまったのは僕だけでしょうかね^^:

額はそこまで多くはないですが、僕の両親は毎月積立を行っていました。いましたというのは、現在はドルコスト平均で積み立ててはおらず、ただ、保有しているだけだからです。

保有していても、信託報酬は発生します。これは解約する際の売却コストの様な感じです。

投資対象

投資対象には、TOPIXをベンチマークとする国債株式マザーファンドを初め、NOMURA-BPI総合、MSCI-KOKUSAIインデックス、シティ世界国債インデックス、S&P先進国REIT指数をそれぞれベンチマークとするマザーファンドです。

担当者いわく、世界に上手く分散投資しておりドルコスト法で積み立てていく事をオススメしているそうです。

いわんとしている事は分かりますが、この様なインンデックスファンドにしてはだいぶコストが高いのではないでしょうか。

1%ちょっとだと、あまり気にしない人もいるかもしれませんがかなり大きなコストです。しかも買付の際にも税抜1%の費用が発生します。

100万円買ったら1万円はその時点で損しています。

それよりかは似たい様なノーロードの商品で信託報酬も低いインデックスファンドの方がオススメなんじゃないでしょうか。

信託期間付き

しかもこれ、期間付きでした。償還期限が付いているものについてはメリット・デメリットありますが、基本的にデメリットとして捉えておく方がベターでしょう。

なぜなら毎月積立していても、ある一定の時期で強制決済されたらマイナスになる事もあり得るからです。

相場にはサイクル、つまり上り下がりがあるのは当然です。それをこちらの意思に関係なく売却されてしまう恐れがあります。

運が悪くて不況時に償還される可能性もあります。

dartmania.hatenablog.com

窓口で売っている商品

一般人に対して売っている商品は、証券会社に取ってオススメであるだけで個人にとってオススメであるかとは全く話が異なります

営業の方はノルマもあるでしょうから、(会社が)儲かる商品を売ろうとします。

勿論、そういった方々を批判するつもりも、販売形態がためだというつもりも全くありません。

投資は、自己責任ですし無理矢理買わせているわけでもありません。決定権は個人にありますからね。

全部が全部悪いわけではないですが、全く無知の人がオススメどれですか?と聞きにいく時は担当者はめちゃくちゃ嬉しいと思います。

投資をする時に他人の意見を参考にするのは良いですが、安易に口車に乗せられて買ってしまわないで下さい。

大切な事はめちゃくちゃ小さく書いてある

大切な事は意外と見えない。失ってから気付く大切さなんてモノもあります。投資の世界では、重要な事はめちゃくちゃ小さく書かれています。

後、分かりにくく書かれている事もありますね。全くの素人が見たら分からんだろって感じです。

よくドラマで、闇金業者が契約書を見せながら

業者「ここに書いてあるでしょ10日で5割と」

客「こんな小さい文字気付くわけないじゃないですか!!!」

みたいな事感じにならない様に気をつけましょう。往々にしてあります。しかも小難しい単語が並べられていれば見ようと言う気にもならないですよね。

そういった点にも注意して欲しいです。

解約しようとしたら、いかにもな事を言われた

色々資料を見せられて、僕は解約した方が良いと思いましたが、自分のお金ではないですし、僕が間違っている可能性も否定は出来ません。

投資は結果が出てからでないと何もいえませんからね。

一応、解約しようかなみたいな事を言ってみた所、「このファンドは世界に分散投資しており、毎月積み立ててリスクを分散すれば非常に良い投資対象だと思いますよ。解約はお客様の判断に任せますが、リスクヘッジをするには・・・」何て事を言われました。

コストに関しては事実を述べるだけで何も言ってきません。コストを提示されても全く投資をしてこなかった人であれば比較材料がないので、高いのか安いのか、どれくらい取られているのか、信託報酬って報酬がもらえるの?とかもう分け分からないですよね^^:

あなたは購入されているのですかと聞けば良かった

チキンなので実際聞けるかと言われたら困りますが、聞いてみたい質問ではありますよね。

窓口に言ったときは完全に忘れていました^^:

答えようによっちゃ面白い展開にもなりそうですが、向こうのためも考えてあまり聞きたくはない質問ではあります。

今度機会があれば聞いてみたいですね。

まとめ

窓口でオススメされる商品は必ず投資する人にとってオススメである訳ではありません。

企業が儲ける事の出来る商品に対して、投資家は何らからの形で負けるでしょう。勿論、景気が上昇していて株価もかなりの上昇傾向にあるような時期なら利益は出るかもしれませんが。

少なくとも、窓口に行く際には一人で行くよりも、ある程度経験のある方と一緒にいくのが得策です。若しくは、一旦家に帰って落ち着いてから調べてみるのが大切です。