dartmaniaです。
就職活動と言えば、人生の中でも沢山あるイベントではありません。
だからみんな行きたいと思う企業のために必死になります。
必死になる事は良い事ですが、何のために必死になっているかを忘れている学生が多い様に感じます。
せっかく入社したのに思っていたのと違った、いきたくなかった企業だけど実際入社したら面白かったなんて事はよくあります。
これまで考えてきて僕が重要だなと思った事を今回はお伝えしたいと思います。
就活中の精神の流れ
初めの内は、頑張って就活して良い企業いくぞ!とやる気がある状態が続きます。その内、SPIとか業界の事を理解してくるとすごく就活って面白いし色々学べる事に気がつきます。
2、3ヶ月が経過すると周りが決まり始め、早く終わらせたいという心境が湧いてきます。なんで決まらないんだ、辛い・・・もうこの企業でいいやと投げやりになってきます。
多少強引な流れですが、大まかにこんな感じになったのが僕でした。
勿論、根気強く続けていた人もいました。
最終的には、今の企業の社員の方と何回もお話をする機会を頂いて自分なりに納得してこの企業に行きたいと思える所までいけたのは幸いでした。
就活するほど何がしたいのか分からなくなる
就活では徐々に自分のやりたい事が見えてきました。しかし思う様に進まずに悩む中で本当にしたい事が何なのか見えなくなってしましました。
大学生で全てを悟るのは無理
まあ社会人でも難しい事ですが、学生はまだ企業で勤めた経験もありません。企業側からすれば大学生にその全てを理解して入社してもらおうなんて事はさらさら無いでしょう。
しかし学生にしてみればそれが全てと思い込む可能性はあります。入った後にこんなはずじゃ・・・と言うのはあまりに無警戒です。
人気だからで選ぶ時代ではない
よく学生に人気企業ランキングをみかけます。その企業に行ったら全員楽しいんでしょうか。答えはノーです。
人気だから、高収入だからなんてのは外的要因で自分の価値観とはかけ離れています。かの有名な電通でも自殺事件は起こっています。
入社試験に受かる事がゴールじゃない
いよいよ本題です。就活をする際に一番忘れてはいけないのがこの言葉です。誰しも就活中に聞いた事はあるのではないでしょうか。
もし転職しなければ同じ会社に約40年間働く事になります。それを考えると、ただ人気だから、年収が良いから、なんとなく行きたいから、面白そうだからといった中途半端な事で決める事が恐ろしく感じます。
だからそこに行って何がしたいのか、将来的にどういう事をしたいのか、何が目標なのかを具体的に思い描く事が重要です。
ESの質問にもある様な内容ですが、就活のための就活より将来のための就活をして欲しいです。
僕がオススメしているバックキャスティングと繋がるところもあります。
入社してから違ったという事は防ぎきれない
どんなに自分が企業理解に努めて、ゴールを明確にしたとしてもそこが天国である保証はありません。それは自分では変えられない環境があるからです。
その際の選択肢としては自分でそこの環境を変える、もしくは自分の環境自体を変える事になります。
ただ後者は不確実性が伴うので、当りを見つけるまで永遠と続く事になります。だからやりたい事が見つからない等と安易に転職しても、根本の解決は出来ません。自分が欲しい、やりたい事を出来る環境に作り替えるのが一番効果的です。
転職はキャリアアップのためにするものであり、嫌だから環境を変えるためにする事はよほどの事が無い限り良い方向には進みません。
まとめ
最後は少々論点がずれてしまいましたが、就職活動で社会人が終わりではありません。高々数ヶ月の就職活動で全てが決まるわけでもありません。
就職後の自分のゴールを決める、それが決まれば後は面接で「ゴール達成のためにはこの会社じゃなきゃダメ」って事を言えば良いんです。
それで落とされるのであれば本望ではないでしょうか?企業のいいところをただいっぱい言うのでは本心が見えません。上手くいけば内定は貰えます。
しかし自分がしたい事(ゴール)を言って向こうに適正か判断してもらう方がお互いのミスマッチも少なくなるのではないでしょうか。
少なくとも僕はそう思います。