dartmaniaです。
このごろ仕事が忙しかったため、久々に記事を書いています。というのも、過労死ラインである80時間を超える残業をしていたためです。
過労死ラインを超えると、自分の中で色々なモノが失われていきます。
残業する人の中には、本当に終わらない人、生活のために残業している人、色々な立場の人がいます。
残業をして一番感じた事、残業はあまり良いものではないと言う事です。今回感じた事や今後の働き方について考えてみたいと思います。
時間外労働80時間を超えて感じた事
まず80時間を超えて感じた事をざっくり箇条書きにしてみます。
・思考に偏りが出てくる
・仕事以外の話題についていけなくなる
・会社以外の人との付き合いがなくなる
・休日が体を休めるためだけの時間になる
・自分の自由時間がほとんどなくなる
・残業代が貰えてラッキーと言う感情になった
・複収入の重要性を実感した
・何のために働いているか分からなくなる
ほとんどが負の感情となっていますね。
過労死ラインを越えて働いて思った事は思考能力が著しく低下して、1つの仕事に時間が掛かる。周りを見れなくなる。思考が単一的になる。疲れが取れない。正常な判断が出来なくなる。本当に良い事はない。
— Dartmania@20代投資家 (@_dartmania_) 2018年4月1日
沢山働く事で自分のスキルが向上すれば良いですが、自社だけでしか使えない人材になってしまうのではないかとの不安もありました。
思考に偏りが出てくる
仕事の事ばかりを見ていると、思考に偏りが出てきます。その時は気がつきませんが、後になって考えるとなんであんな事を考えていたんだろうと思う事もあります。
イレギュラーな時間を過ごしていると、正常な判断が出来なくなる典型ですね。その時々では、出来ていると思い込んでしまうのも残業の恐い点です。
仕事以外の話題についていけなくなる
1日の大半を仕事について考えているため、他の情報源が入ってこなくなります。SNSやニュースを見てなるべく情報を取り入れようとしてはいましたが、どうしても取り入れる量は少なくなります。
仕事以外の話題は、自分の新鮮さを保つ上でも重要です。その現状に妥協してしまったら、それこそ社畜であり、自社でしか使えない無能な人に成り兼ねません。
会社以外の人との付き合いがなくなる
海外に赴任していると言う事もありますが、会社以外で付き合う人の数がかなり少なくなりました。
下手をすると今月会社以外の人に会っていないと言う事に成り兼ねません。
一つの場所にいると、そこが自分の当たり前になってしまいます。
仕事が本当に嫌になったとき、辞めたい時に支えてくれるのは会社以外の人が多いと思います。
自分のコミュニティを複数持つために、会社以外の付き合いをする時間も必要なのです。
休日が体を休めるためだけの時間になる
ブログや資産運用をしている方は、休日や自由時間を使って作業をしています。残業をし過ぎると、自由時間が体を休めるための時間でほぼ終わってしまいます。
つまり朝起床してから夜寝るまで、そして休日は体を休めるといった完全に仕事に合わせた自由時間の取り方をする事になります。
気がついた時には年を取って、何も残っていないなんて事にも成り兼ねません。
社畜になりたいのであれば、完璧でしょうが、私にとっては凄く狭い世界しか見れていない事にとてもやるせなさを感じてしまいました。
自分の自由時間がほとんどなくなる
先程も言いましたが、残業し過ぎると「自由時間=体を休める時間」になります。
仕事と休息以外に自由に使える時間がないと、何も出来ません。
遊びにしてもブログにしても、資産運用にしても、何もかもが面倒くさくなります。
特に先月はブログを書きたくても疲れて面倒くさくなってしまったりとか、資産運用も完全ほったらかしになっていました。
資産運用はほったらかしくらいがちょうど良いのかも知れませんが、財務諸表を読んだりとか、企業研究をする時間がなかった事は痛いですね。
残業代が貰えてラッキーと言う感情になった
これは一番危ない感情だと思っていましたが、まさか自分がこんな事を考えるとは思ってもいませんでした。
ラッキーと言う事を考え始めたら、それこそ社畜の完成です。もはや周りが見えていません。
残業して疲れて負の感情がある時に、唯一の救いがお金になってしまっているのです。
自分の時間を切り売りしている労働者が、これを考え始めたらいつまで経ってもそこから抜け出す事はないでしょう。
冷静に考えてみると、少しばかりのお金のために自分を大特価セールに出している様なものです。
複収入の重要性を実感した
このブログのキーワードでもある複収入。収入源のリスクヘッジはこう言う時に役立つし、もっとやっておけばよかったと心底後悔しました。
複収入がある事で人生の選択の幅が一気に広がります。人生お金だけではありませんが、最低限のお金が必要な事は事実です。
嫌になった時の逃げ道を作る重要性を、身を持って実感した一ヶ月となりました。
先輩から仕事を辞めたくなった時の逃げ道を作る重要性を学んだ話 - Dartmania Cafe
何のために働いているか分からなくなる
ワークライフバランスの拡充と言うものがあります。
簡単に言うと、人生の各時期において、それぞれが適切だと思う働き方・生き方を選択出来る社会にしましょうと言う事です。
ふと冷静になった時に「こんなに仕事ばかりで何をしているんだろう」と思う事があります。客観的に自分を見れなくなってしまっているのですね。
安倍政権の働き方改革の中にもありますが、個人レベルで実感するためには自助努力なしには不可能です。今後もブラック企業はあり続けるでしょうし、仕事ばかりの人もいるでしょう。
嫌なら場所を変えるしかありません。もしくは自社で自分の働き方を変えるしかありません。
残業を減らして自分の時間を増やしたい
これこそが目標の一つでもあり、次のステップに行くために必要であると思います。
残業して辛かったけど来月も頑張ろうじゃダメ
まず断っておきますが、辛いけど仕事が楽しく将来のために頑張りたいと思っているのであれば、頑張る事に価値はあります。自分のやりたい事や最終的な目標がこの仕事にしかないのであれば。
しかし私の様に、人によってはそうではないかもしれません。
私は仕事よりもお金よりも大切な事があると思っています。
大切にしたいお金で買えない価値がある3つのモノ - Dartmania Cafe
残業を減らすために
ありきたりな事かもしれませんが、残業を減らすために考えた事を書きます。
・重要度の高い仕事からする
・仕事を人に振る
・1つの事に対して2割の部分を全力でやり、後は適当に流す
この3つをするだけでもかなり変わります。
よく言われる「緊急度の高い事は重要度が高くない」と言うのは真実だと思います。緊急の仕事を朝からやってしまうと、結局重要な事は残業時間帯にやったり、翌日に持ち越されてしまいます。
緊急度が高い事は意外と誰でも対応出来ますし、終わってみればどうでも良い事が多い様に感じます。
後は、仕事を振るのもめちゃくちゃ大事ですね。一人で全部見るには圧倒的に時間が足りません。自分が最も大事だなと思う部分だけを見て、後は任せてしまうと残業は減ります。
よく80:20の法則と言う言葉を耳にします。確かに資料作るにしても、ブログを作るにしても、伝えたい事一つと構成だけしっかりしていればそれだけで良いと思います。
会議資料とかそこまで細かく見る人なんていないですし、言いたい事はこれだ!というたった一つの事とその流れさえ分かれば良いと思っています。
まとめ
こういう事を実践し、少しでも残業を減らし自分の時間を作っていきたいと心から思っています。仕事いっぱいして残業してという生活は、自分には向いていません。
その自由時間を使ってブログを書いたり、投資の勉強をしたり、友人に会ったり、したい事は沢山あります。そして復業や不労収入を形成する事で、徐々に「自由な時間=豊かで幸せな時間」を増やしていきたいですね。
参考記事
時間は誰にでも平等に与えられた財産です。どうせ同じ時間なら沢山楽しみたいですよね。
お金は節約する事も大切ですが、今後の日本では減らさない仕組みを作る事がかなり重要になってくると思います。