dartmaniaです。
分散投資は自分を守るために必要だとよく言われますが、分散し過ぎるのは返ってリターンを低く要因だとも考えられます。分散投資は平たく言えば、市場平均に近づける投資行動です。
分散投資の逆である集中投資はリターンが高い分、下落リスクも大きくなりますが若いうちはリスクを大きく取る事の方が大切だと考えます。
投資については人それぞれの環境によって違うので、こんな考え方もあるんだなくらいで楽しんで頂ければと思います。
分散する事でリスクヘッジをした方が良いかどうかについてまとめてみました。
リスクとリターン
言わなくても感覚で理解出来ますが、リスクとリターンは大きくなればなるほど振れ幅が大きくなります。
横軸にリスク、縦軸にリターンをとった場合、リスクが大きくなればなるほど得られるリターンは大きくなりますし逆に損失も大きくなります。
逆に分散投資でリスクヘッジをすればリターンを小さくする事になります。例えば、楽天全世界株式インデックスファンド等に投資をしてリスクヘッジをしたら、市場平均に近いリターンを得る事になります。
集中投資と個別株
個別株への投資は集中投資とも言えます。リスクが高い分、銘柄をしっかりと選ぶ事さえ出来ればリターンはかなり大きくなります。
FANGの様なIT関係のグロース株への投資なんかが代表例ですが、まだ上昇していない銘柄を適切に選べる人なんてほとんどいません。だから下落するリスクも高いのです。
若いうちにリスクはとるべき
私は、若い内に投資を初めてリスクを取る事がが大切だと思います。退職金が出てから、投資を始めるとかなり難しいです。
なぜなら初めから数千万円の資金を投資に回すと、増えるのも早いですが、減るのも同じくらいもしくはそれ以上に早いからです。
お金のない若い内からお金を運用する事になれて置いた方がよいです。例え失敗しても、取り返す時間が沢山あるからです。
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集中投資で資産形成する
前述の様にdartmaniaは、若いうちは個別株への集中投資をして資産を形成しようと思っています。
理由としては
1. 資産が少ないと配当金が少ない
2. 分散投資は時間が掛かる
簡単にいくものではありませんが資産が少ない場合に分散投資をしても、配当金で得られるお金は少ないです。分散すればする程、利益がある銘柄とない銘柄が出てきます。つまり、市場平均に近づきます。
また2の若い内から分散投資をしていると、今後も常に投資以外の収入源が常に必要になると言う事です。配当金で生活しようと思っても、ある程度の金額でなければ難しいです。
もし今の会社が潰れて収入源がなくなったら、投資資金を切り崩す必要が出てきます。ブログもしていますが、それだけで食べていけるとは思えません。
分散投資は非常に賢い投資ではありますが、セミリアイアしたい、サラリーマンをしていたくないと言う人にとって分散投資は会社員歴を長くするための理由になってしまいます。
分散投資とETF (投信)
ETFや投信は分散投資するための手段の一つです。国毎やセクター毎等、実に様々な商品があり、分散投資するにはとても有益な商品です。
若い内からの積立はどうなのか
確かに積立投資や分散投資は楽ではありますが、ある程度まとまった資金が出来るまでは他に収入源が必要です。
決して若い内からETFや投信に投資するなと言っているのではありません。継続的に働いて60歳くらいで退職した後の資産にしたいと考える人にとってはとても有効な手段です。
この辺は考え方の違いになる部分です。私の場合、60歳まで働きたいと考えてはいませんのでリスクを大きめに取っている訳です。
セミリタイア志願者に分散投資は合理的じゃない
40で辞めたいと思った場合に、20代から分散投資する事は合理的ではないと思います。
ただ、最終的には分散投資をして、配当金で生活出来る安定を得る方向になっていくとは思います。
早期に辞めたいと思った人は、他にやりたい事があって辞める人もいるので一概には言えませんし、お金を稼ぐ方法なんていくらでもあります。
投資余力の大半がサラリーからで、セミリタイア目標にしている方は、リスクをどれくらい取るかも重要になってきそうです。
給料だけじゃないお金を増やす考え方 - Dartmania Cafe
分散投資と集中投資をする時期について
では最後に分散投資と集中投資の時期について、dartmaniaはどうするのかを少しお話ししたいと思います。
まず若いうちは全力で集中投資をしていこうと考えています。何歳までに〜万円と書いても良いのですが、正直予想は当てにならないので若いうちに集中投資としておきます。
その後、徐々に資産を分散させてリスクを下げていきます。ある程度の金額になれば、配当金や市場平均程度の上昇で生活出来ると思います。
というか出来る様になれたらいいな〜って感じです。
まあこんな簡単に上手くいくはずはないですし、暴落する事も十分にあります。予定は未定で、何かあった時のための最低限のリスクヘッジは常にする様にしていきたいですね。
まとめ
分散投資と集中投資は自分の環境や時期によて分けるべきかなと思います。
1. ずっと働き続けて老後の資産にしたい人は積立や分散投資
2. セミリタイアしたい、会社辞めたい、若い人は集中投資
この両者が必ず絶対ではないですし、投資以外のお金稼ぎの方法もあります。どんな理由でどんな方法で投資しようと結局は自分次第です。
価値観は人それぞれなので、自分にあった投資手法を見つけられればそれ以上の事はないですね^^
参考記事
サラリーマンは社会的な信頼という最大のメリットがあります。辞めたくなった時に是非ご一読ください。
リスクの取り方は人それぞれです。しかし若い方がリスクを取り易い事は事実です。
多くの人は会社からの給料で投資をしていると思います。会社にいってお給料が貰える事は、自分で事業をして同じ額だけ貰うよりはるかに簡単だという事でしょう。