dartmaniaです。
日本の証券会社では海外赴任者は投資が出来ないため、投資がしたいとなると必然的に海外の証券口座を開設する必要が出てきます。
いくつか口座の候補はあったのですが結局Firstradeに口座開設しました。そこで今回は、私が選択したFirstradeの魅力についてお話ししたいと思います。
Firstradeの簡単な概要
Firstradeは、ニュヨーク近郊のフラッシングという街にある証券会社で、1985年に設立されました。SBIやマネックス、楽天証券の様にネット証券会社です。
ネット証券会社と言う事もあり、スマートフォンにアプリをインストールして取引する事も可能です。
海外居住者でも口座が開設可能
一時期は海外居住者の口座開設を受け入れていませんでしたが、2018年1月現在は、開設出来ます。
日本の証券会社も海外居住者への対応をして頂きたいですね。お金は人生の選択肢を増やしてくれると確信していますし、その方法として投資を選択する事は合理的であると確信しています。
海外赴任者は日本の証券会社での投資ができない - Dartmania Cafe
ただし、今後海外居住者の口座開設を制限する可能性もあります。
海外の口座開設や初めの設定(入金口座設定や居住地設定等)には時間が掛かるので、早めに行動する方が良いでしょう。
Firstradeを選んだ3つの理由
私が、Firstradeを選んだ理由は3つあります。
1売買手数料がかなり安い
2DRIPが利用出来る
3HPの見た目がよくサービスが充実していそう
1売買手数料が安い
手数料は株数や市場に関係なく、1$以上の株式であれば一律2.95ドル(2018年1月現在)とまさに破格の設定となっています。
日本株式を日本のネット証券で購入する際の手数料とも遜色ありません。
米国株およびETFへ投資をするのであればかなり安くなります。
日本のネット証券の安値はSBI証券を主として、「約定代金の0.45%または、上限20ドル(下限は5ドル)」となっています。少ない金額での投資では圧倒的にFirstradeの方が有利です。ある程度まとまった金額で投資をする場合でも、日本の証券会社より安く株を売買出来ます。
2DRIPが利用出来る
日本の証券口座では取り入れられていないDRIPが利用出来る点もメリットと言えます。
DRIP(Devidend Reinvestment Plan)は配当再投資制度の事で、手数料なしで配当を自動的に再投資してくれます。
DRIPの良い点は、わざわざ再投資する手間が省ける事、配当を受け取ると勝手に再投資してくれ、手数料が無料である点です。
自分で再投資するとなると、タイミングや株価を気にする人もいると思います。
長期投資家にはうってつけの制度ですし、手数料が浮く上に、楽で良いですよね。
DRIPをするかどうかは、銘柄毎に選択出来る仕様になっています。
米国株の配当再投資制度(DRIP)は日本の証券会社で取り入れられないのか - Dartmania Cafe
3HPの見た目が分かりやすい
各証券会社のHPをさくっと見て口座開設したのですが、私的にはFirstradeが一番使い易そうな印象を受けました。
本当にサービスが充実しているかは現時点で判断しかねますが、ネットで見た感じでは対応も極端には悪くなさそうです。
何度かメールで質問をしてみたところ、24時間以内には必ず返信がありました。後から気付いた事ですが、こういった細かな部分も大切ですよね。
デメリット
Firstradeに限らず、海外の証券口座を使うにあたって、デメリットが2つあります。
・ある程度の英語力が必要
・税金の申告が面倒くさい
デメリットというより、勉強しなければならない事ですね。
ある程度の英語力が必要
Google翻訳がどれだけ優れていても、ある程度の英語力が必要となります。幸いにして、私は何とか出来ましたが、抵抗のある人は英語と聞くだけでも嫌になりそうな感じです。
嫌みとかではなく、正直使い慣れた日本の証券会社と比較すると設定の違いや、どう使えば良いかが分からない時がちらほらあるからです。
例えば、送金方法では、ACH送金やWire Transfer、小切手といった聞き慣れない言葉が出てきます。
w-8benを提出した時もなかなか連絡が来ず、最悪英語で電話確認させられる事もあります。
制度が違う箇所もあるので、日本語で書かれていても戸惑う事が多いと思いかもしれません。
税金の申告が面倒くさい
一番の問題は確定申告ですね。日本では、特定口座で外国株の取引が可能になっていますが、アメリカでは個人での確定申告が基本なので、おのずと日本人も個人で確定申告する必要があります。
日本人は、為替も考慮しなければならないので、より複雑になるでしょう。
まとめ
Firstradeを上手く使いこなせば、優位に投資をする事が出来るでしょう。
投資の良し悪しを決めるのは銘柄ですが、自分の投資環境も大切な要素です。海外に赴任する方、住もうと考えている方、日本居住者だけど海外証券口座に興味がある方は、一度考慮してみてはいかがでしょうか。
参考記事
FIrstradeの口座開設方法を初回しているページです。日本の証券会社と記入していく事はほぼ変わりません。