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単身世帯の金融格差は広がっている!?

dartmaniaです。

色々な方のブログを見ていると、投資家の年齢層が高いからかもしれませんが、DINKSや家庭を持っている方が多く、独身者は少ない様に感じます。勿論、若い内からしっかりと家計管理や投資をしている人もいます。投資家はパートナーを大切にするイメージが強いですね。

一方、私の様な独身者も結構見かけます。

独身者は一体どれくらいの貯金をしているのか、投資をしているのか気になっていた所、面白い記事を発見したので紹介します。

単身世帯の資産額平均値は942万円

allabout.co.jp

この記事によると、資産額平均値は前年より120万円増加の942万円となっています。

1000万円に近づく勢いを見せており、単身であっても消費意欲の低下や将来への不安が助長してさらにこういう結果になっているのでしょうか。

ここで気になるのが、中央値ですね。みなさん、どれくらいだと思うでしょうか。

私自身かなり驚きましたが、わずか32万円です。ちなみに昨年より12万円増加したそうです。

平均値と中央値の開きは29.4倍

ご存知の方も多いと思いますが、平均値は全てを合計して数量で割り戻した値です。一方、中央値は下から数えていってちょうど真ん中の値です。5人いたら、3番目の人の値です。

この解離は

1資産を多く保有している人は半端じゃなく保有している

2資産の少ない人が多い傾向にある

3資産保有者と非保有者の解離が大きい

を意味していると考えられます。つまり平均値はあまり意味をなざず、資産保有額の偏りが大きいのです。 

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金融資産保有者の平均値は?

金融資産を保有している世帯の平均値は、1771万円で増加額は181万円となっています。中央値は600万円です。平均値は約2倍、中央値は20倍開きが出ています。

この結果から、単身世帯では既に金融資産保有者と非保有者で資産額に大幅な解離が出てきていると容易に推測できるでしょう。

勿論、相場が上昇していた事もありますが、お金の使い方や意識の違いによりこれほどの差が生じている事には驚きです。

浪費や消費を抑えつつ、使うべき場所に使う事で確実に資産形成していく事はやはり重要だと実感します。 

 

 

勿論、今までの相場が上昇相場であった事の恩恵もありますし、今後必ず下落資産運用は無駄使いを減らしその場限り生活をするために仕事をする現状から抜け出す一筋の手段となり得るでしょう。

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投資商品の保有率が上昇

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「貯蓄から投資へ」と言われて久しいですが、そんな渦中に投資をしてきた人としてこなかった人との格差が拡大しているとも読み取れます。

資産を大きく伸ばすためには、サラリーマンの給料からでは限界があります。低金利時代に事業を起こしたり、投資をしたりしなければ増加は微々たる物です。銀行に預けているだけでは、インフレ(物価上昇)を考慮すると資産は目減りしています。

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投資を推奨する動きが不安

近年、日本では投資に興味を持たなかった人達のために投資を推奨する動きや環境の整備が急速に進んできています。まだまだ諸外国と比べると遅れていますが、今後は楽しみです。

一方、懸念事項もないわけではありません。今まで続いている株の上昇です。株価や指標に下落はつきもので、必ず下落相場はやってきます。 

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また自動運用やテーマ投資等、自分が銘柄を選択しなくても簡単に投資出来る環境やNISAやiDecoといった税制面での整備は非常に嬉しい事であり、投資人口も増えると考えられますが、リーマンショック以降に投資を始めた暴落未経験者にとっては、有利なのか不利なのか難しい所です。

一般的に、株高が続いている時に私の様な素人目には絶好の投資機会だと考えがちですが、もう既に相場は終わっているかもしれません。やっと重い腰を挙げて投資を始めた所に暴落が来たら、二度とやらないと言う人は逆に増えてしまいそうです。

暴落時に如何に積立や投資を継続出来るかもカギとなってくるので、ただ推奨するだけではなくしっかりとリスクに対する処方箋も与えていけたらいいですね。

まとめ

金融資産保有者と非保有者では資産額に大きな解離が見え始めています。ますます持つ者と持たざる者の格差社会になる可能性はあります。これを機に、自分のお金の使い方を見直してみれば、今後大きく人生が変わってくるかもしれません。