dartmaniaです。
今までは、都度買いたい銘柄を選んで売買をしていました。
仕事の都合上、今以上に投資や資産運用に使える時間が限られてきます。時間は有限です。
そこで自分の中で投資方針を投資方針書として書き出し、投資手法やアセットアロケーション、目的を見える化してみました。
とはいったものの、具体的な詳細を語ると長くなるので、またの機会にします。
バックキャスティング方式で考える
行動力を高める具体的な方法 - Dartmania Cafe
上記の記事でも紹介していますが、実際に行動するために具体的なプランを決める事は大切です。
30年後の目標より明日の行動です。
とはいえ明日何するのと言われてもすぐには出てきません。だからこそバックキャスティングするわけです。
簡単に説明すると、
未来の目標となる状態や状況を設定し、そこから徐々に現在へと思考を進めていき、今この瞬間に何をすべきかを明確にするという手法
と言う事になります。
投資方針の順序
順を追って書くと次の様になります。
1目的の明確化と具体的目標
2生活防衛資金を含む資産配分比率
3投資対象の選定
4ポートフォリオの構築
5行動戦略
1目的の明確化
何のために投資するかを決めなければ始まりません。10年後にセミリタイアするのか、もう少し豊かに生活したいのかといった様に、目標とする基準は人それぞれです。
月に不労収入を5万円得たいといった具体的な目標まで落とし込めたら良いですね。
日本も投資がやり易くなったとはいえ、未経験者が始めようとするのは勇気がいります。
目的のために投資をするというのが良いでしょう。投資あくまで手段であり目的ではないのです。
投資は手段の一つで目的ではない - Dartmania Cafe
2生活防衛資金を含む資産配分比率
生活防衛資金と投資余力、実際に投資する額の3つに分類します。
生活防衛資金とは、急な冠婚葬祭や病気に陥った時などのために一定額貯金しておくお金です。
投資余力は、良い銘柄が無い時やリスクオフしていて、買いのチャンスが来たらすぐに投資出来るお金の事です。
これらに実際に投資しているお金を含めた資産配分を決めます。
生活防衛資金が0円では、流石にリスクが高すぎますよね。
逆にリスクを考えすぎて少額しか投資しない事も考えものです。
私の場合、2ヶ月分を生活防衛資金、投資余力を10〜20%の割合で保有しています。
投資余力は自分のリスク許容値を考えてこれ以上に増減する場合もあります。
3投資対象の選定
上記の目標が決まったら、後は資金を何につぎ込むかを考えるだけです。あまりにも無謀過ぎる目標はハイリスクを取らざるを得ません。
年利3〜4%であれば、配当所得や積立投資が視野に入るでしょう。
年利30%いきたいんだと言うのであれば、バリュー株やグロース株への投資も入ります。
リスクとリターンは一般的には比例していくので、自分に合った投資を選びましょう。
日本株と外国株に投資をする理由と今後の方向性 - Dartmania Cafe
私の場合、日本株と米国株への投資を基本としています。
4ポートフォリオの構築
何にどれくらい投資するかを決める作業です。いわゆるリスク分散です。
基本的に投資は長期的に見る事が大切です。沢山売買したからと言って勝てる場所ではありません。
例えば、投資信託やETFであれば、非常に良く分散された商品もあります。
こういった商品を組み合わせてポートフォリオを作るのもありでしょう。
一方で、米国株の様に右肩上がりの国の個別銘柄を配当目的で買うのもオススメです。
初めは迷いますが、3の部分で決めた事に従って作ってみましょう。
実際に投資してちょっと違うなと思えば、変えていけば良いのです。
5行動戦略
実際にどう行動するかも大切です。
月に何万円を投資に振り分けるのか、削減出来る固定費やお金を生み出す方法はないかといった日々の生活も考える事になります。
実際の投資においては、いつリバランスをするかとか、買付候補銘柄の指標が〜になったら買うとかルールを決めて取引する事でより具体的になります。
まとめ
大きな目標を決めて、そこから投資対象を決める。そして毎月する事、明日する事を決めていく事で、行動力を伴った投資をする事が出来るとともに、忙しい日々でも対応出来ると思います。
注意としては、もし違うなと思ったら方針を返るべきです。年に1回見直すだけでも良いでしょう。
投資方針書は未来を切り開く世の中に一つしか無い本です。
プレミアムな本を一度は作ってみませんか?
参考記事
お金はいざという時に助けを出してくれます。助けを得るためにも日頃から生きたお金という事を考えたいものです。
時間や生活環境等、自分がどんなリスクを取るかによって人生は変わります。
貴重な20代を無駄にしないためにも今出来る事は今しましょう。