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『ギャンブラーの誤謬』非論理的な思い込みは投資に持ち込まない様にしよう

dartmaniaです。

ギャンブラーの誤謬(ごびゅう)という言葉をご存知でしょうか。

ギャンブラーは皆さんご存知の通り、賭け事が好きな人の事を言います。誤謬とは誤りの事です。

つまり、賭博師の過ちといったところでしょうか。これはどんな意味なのでしょうか。そして過ちとはどういう事なのでしょうか。

ギャンブラーの誤謬とは

ギャンブラーの誤謬とは、しっかりとした理由や根拠が無いにも関わらず、予測が偏見によってゆがめられてしまう事です。

有名な例ですが、コインを投げて裏・裏・裏・裏・裏と出た場合、次は表が出るだろうと考えてしまう事があります。これがギャンブラーの誤謬です。

各々の事象は独立している

理系なら分かると思いますが、コインを一回投げて表が出る確率、裏が出る確率は共に50%です。

つまり何回投げても次に投げる際の確率には依存しません。これを独立していると言います。

余談ですが、コインが2回連続で裏が出る確率は1/4となります。ただお互いのコイン投げは依存していないのは確かです。

人の感情が入る場合はどうなるの?

有名な例はじゃんけんでしょう。この場合は独立事象としては不完全です。相手が次に何を出すかは分からないので独立している様にも思えますが、相手も同様にこちらの手を見て次に出す手を考えるため完全な独立と言えません。

投資に見る誤謬

株価が下がり続けたら、そろそろ上がるだろうと考えて買付する事があります。いわゆる逆張投資と言うやつです。

逆に上がりすぎたからそろそろ下落相場かなと考える事があります。

強気相場と弱気相場はサイクルします。しかし今が強気相場から弱気相場への転換期なのか、それとも強気相場のまっただ中なのかは分かりません。

dartmania.hatenablog.com

いつも過去からしか相場は語れません。

テクニカル分析で、チャートから読み取れる事もありますが、短期的で限定的です。

相場はどう動くか分からない

よく歴史は繰り返されると言われています。投資の世界でも言われていますが、これがあてはまるかは分からない事ですし、当てにする事も厳しい目で見る必要があります。

ニュースでも、過去の例から似た様な状況を見つけ出して同じ結論にしている議論を目にします。

いくら過去から学んでも、現在の相場に当てはまる事は皆無だと思います。

無駄な因果関係を見つける事は辞めましょう。

温故知新はすべき

それでもやはり、古きを得て新しきを知る事は大切です。しかし歴史を理由に非論理的な思い込みによる投資は禁物です。

まとめ

投資は全て投機的な要素を含んでいます。投機的な面がある投資にさらに自分で非論理的な思い込みと言うリスクを犯す意味はありません。

何かにすがりたくなる気持ちは分かりますが、すがるのであれば財務諸表の数字の方がよっぽど健康的ですよ。

 参考記事:

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 思い入れは最大の敵です。

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 投資でマジョリティという考えは禁物です。

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同じ価値でも利益の感じ方は異なります。

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