Dartmania Cafe

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みんなと同じじゃダメなの?ハーディング効果は株式投資では危ないかも!?

dartmaniaです。

人間の心理と市場の反応は、密接に絡み合う関係にあると考えています。市場は感情に支配されていると言っても過言ではありません。そのよな言動を学問として体系化したものが行動経済学です。

行動経済学を日々の日常へ、そして投資の世界へと方向を変えて見てみると実に面白い発見があります。

今回は、ハーディング効果について解説します。

ハーディング効果とは

ハーティング効果とは、「何かを判断する時に大多数が選択した方を自分も選択してしまう」心理の事を言います。

例えば、ラーメン屋さんが数店舗並んでいる場所にあなたがいたとします。

1つの店舗だけすごく行列が出来ていて、他の店舗はすぐ入れる状況にあります。この時、行列がある店舗を選ぶ人が圧倒的に多いと言われています。これがハーディング効果です。

因果関係であるかは分からない

行列があるから美味しいと言う事は、因果関係なのでしょうかそれとも相関関係でしかないのでしょうか。行列があっても美味しくないお店は行った経験があるため因果関係ではないと僕は思います。

これを解明するためには、いくつかの実験を行う必要があります。もしかしたら、「広告を出していたから行列が出来ている」だけかもしれません。行列が出来ているから美味しいに違いないは安直な考えと言えます。

因果関係についてはこちらの本が参考になります。

「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法

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口コミも同じ効果

「ここのお店のハンバーグは、とてもこだわっていて美味しいです。また来たいです。」みたいな感想につられて行列が出来るのも同じです。

口コミが多いからといって自分が美味しく食べれるかは分かりません。可能性は高いかもしれませんが。

投資で考えるハーディング効果

投資でもハーディング効果で動いている人は見受けられます。

投資雑誌で紹介されている銘柄を買う事もこの効果の一種です。

雑誌にオススメ銘柄特集等を書く理由は大きく2つあります。

簡単に見つけられる答えを求めている人が多いから。そして自分ではその銘柄に投資しても確実に儲けられるか分からないから、売る事で利益を得るためです。

儲けられるのであれば、編集者は自分で投資します。

くれぐれも「〜〜〜雑誌のオススメ銘柄だから」と言う理由では買わない事をオススメします。

アナリストはあてにならない?

投資アナリストや経済学者等も、将来の株価や景気動向を予想します。僕もこういう情報は参考程度に見ていますが、大体当たる事はありません。 

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よく分からない素人が見たら、だまされてしまうかもしれません。

こういう人達は多くの予想をしてきています。

例えば、「この銘柄はニッチな市場で存在感が増しているので今後株価が上がると予想します」と言いました。

その3ヶ月後に、「市場の変化はめまぐるしく、このニッチ市場はあまり存在感がありませんね〜。今は様子見でしょう。」と言います。

そして半年後に、株価が急騰したら「私はこの銘柄が来ると半年前から予想していましたよ!(ドヤァッ)」と出来るわけです。

予想屋さんなんてどうにでもなります。

だからこそ、「ハーディング効果」による投資は危険なのです。

イナゴはまさに良い餌

株式市場にはイナゴという言葉があります。これは何か材料があった銘柄で、短期的な売買に参加する人達の事を言います。この時、チャートは非常に急勾配なチャートとなります。

こういった賭けにも近い行動は完全に「ハーディング効果」の良い例です。連日ストップ高の銘柄を見ると、いつまでも株価上昇が続くと淡い幻想を抱いてしまいがちですが、そんな事はありません。

急激な上昇はそれ以上の急激な下げとなる事が多いです。

みんなと同じ行動で利益を出せるほど市場は甘くない

投資は基本的にゼロサムゲーム要素が強いです。

みんなが買わない様な、大不況で株価が暴落している時に買付をする行動力が、投資の世界では必要です。

逆にみんなが群がって買いたいと思っている時に、平然と売却出来る人が富を手にするのもまた事実です。

みんなと同じは安心感がある

他の人と同じだと安心感がありますよね。あの人も保有しているから大丈夫だろうという謎の安心感が。

これは投資以外にも言える事です。人は間違いを犯す生き物なので、何が大丈夫なのか全く分かりません。専業投資家でも間違いはあります。逆に名もなき投資家がほったらかして投資している銘柄が上がる事もあります。可能性の問題ですが、有名な〜〜〜さんも保有している銘柄だからという理由で買付する事には少し抵抗があります。

勿論、僕は参考にもしますし同じ銘柄を買付する事もあります。しかし、しっかりと自分なりに理由を持つ事も大切な事です。

まとめ

人間の心理は投資に影響を及ぼす事は自明の理です。そういった心理になり易い事を行動経済学から学ぶ事で抑制する事は可能です。

特に日本人は他国と比べて投資に対してネガティブなイメージを持っている国です。まずは、みんなと同じ事が正しいか、投資はギャンブルなのか?自分で判断する事から始めて見るのもよいかもしれませんね。

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