dartmaniaです
最近、なにかと生産性向上が話題に上がる事が増えました。
社会が少しずつ変わってきている事もひしひしと感じます。
しかしこの議題を取り上げる際には個人ベースの生産性と企業ベースの生産性は分けて考える必要があると思います。
働き方改革は企業ベースの考え方で、それが長時間労働是正に繋がるかは甚だ疑問です。
一方、ちきりんさんの本等は個人ベースでの生産性向上を主題に取り上げています。
自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方
- 作者: ちきりん
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/11/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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そんなの当たり前だ!と思うかもしれませんが、自分なりの解釈で纏めたいと思います。
生産性とは
生産性はインプット(経験・勉強・労働力等)に対するアウトプット(成果・利益等)の割合だと考えられます。
よくある間違いとして、100人企業で1億円の利益があった場合、200人に増員したら利益が2億になったというのは生産性向上ではありません。
なぜこんなにも生産性を重視するかと言うと、日本企業の儲ける仕組みが上手く機能していないからだと思います。
だからアメリカよりも労働時間は長いのに労働生産性は低い順位となっています。
個人と団体の違い
個人ベース:仕事の進め方に無駄がないか。(プライベートの時間も含まれる)
企業:どれだけ効率よく付加価値の高い商品を提供出来るのか
例えば、個人ベースでは6時間かかる資料作りをどうすれば2時間で終わらせられるかとかです。
しかし、これを行ったところで団体の生産性が上がるかと言えば限定的です。その上、全員が生産性が高くなるわけではありません。いわゆる80:20の法則です。
一方企業での生産性とは100人での売上が1億だったのが、労働時間を増やす事なく付加価値の高いサービスを開発した事により2億円になったという様な時です。
これは個人の生産性を高めたところで出来る事ではありません。
一方、企業が生産性を高めたからといって、個人の生産性が他愛
現代はAIを有効活用する事で生産性を上げる道は多く開けてきました。
この様に、個人が生産性を上げる事と企業が生産性を上げる事は別々に考える必要がああると思います。
個人ベースはプライベートの生産性も重要
個人で時間がないと言う人は沢山います。
学生ならまだしも社会人はプライベートの時間が限られています。そこにやりたい事や雑務をしなければなりません。
だからこそ、プライベートは生産性を高める必要があると思います。
雑務は大体やらなければいけないことに分類されるので優先度が高くなりがちです。
だからやりたいことを妥協してしまいます。
どうすれば生産性が上がるかと言えば、徹底的に予定を詰め込み無駄をなくす事だと思います。
そうすれば自分がそう動けば雑務を早く処理してやりたい事ができるか見えてくると思います。
例えば、僕はネット銀行でしか振込や振替をしません。お金は、給料を貰ったら使える額を考えて月に一度しか下ろしません。なのでコンビニで下ろして手数料を取られる事もありません。
支払いはクレカか電子マネーを使っています。これだけでもかなり違います。
まだ独身と言う事もあります。もし、家族を持ったら休日の時間の使い方はだいぶ変わってきそうです。
二つの生産性がかみ合えばスゴイ事になりそう
企業での生産性と個人の生産性が上手くミックスされればめちゃくちゃ伸びると思います。
当たり前っちゃ当たり前の話ですが、企業の生産性を考える時に個人ベースの生産性を持ち出すのは少し違うかなと思います。
企業の生産性を考えプロジェクトが決まったら、それをするために個人ベースで生産性を高めると言うスキームになります。
まあ若手の内は企業の生産性なんてあまり考える環境はないと思います。
だからこそ、若いうちに自分を高めて役職が上がったら、企業ベースで考える事でさらに成長していくのではないかと思います。
まとめ
僕は自分の生産性もまだまだです。しかし、限られた休日の中で色々な事をしたい、早く仕事を終えてセミナーや友人と食事に行きたいのです。
仕事を蔑ろにしてるわけでは決してありません。
しかしやりたい事をするには、そうするしかないのです。まだまだ能力は低いですが、時間を大切にして自分の生産性を上げる事を意識して行動していきたいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました^^
以下、参考記事です。
時間を寿命で考えてみました。
長時間労働する人の考えについて言及しています。
働き方改革実現会議の内容です。
現行の36協定の解説記事です。