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「できない」事を「できる」ようにする方法

f:id:dartmania:20170122101919j:plaindartmaniaです。

社会人は、それぞれのポジションで色々な仕事を割り振られます。新人の頃は議事録を取ったりコピーしたりデータをエクセルでまとめたり、そのうち管理職になったら部下の管理やプロジェクト管理等様々な仕事をします。

例えば、40年働くとして40年間ずっと同じ業務内容をしていることはないはずです。必ず自分がやった事の無い仕事をするときがあります。

そんな時に、出来ないからヤダではお話になりません。仕事をしている以上、嫌な事、大変な事は必ずあります。

出来ないと言ってやらなければ、その会社では干されてしまう可能性もあります。そういう人はダメ人間扱いされます。仕事を割り振られても「そんなのやったこないから出来ない」、「僕には出来ない」、「何から始めればいいのか分からない」と言っていたらコピー製造人間になってしまいます。

少々キツイ言い方かもしれませんが、企業なんてそんなもんなんだな〜と入社1年目ながら周りを見ていて実感しました。

出来ないのはしょうがない

新しい事を初めから完璧に出来る人なんていません。今の自分の上司を想像してみて下さい。どんなに凄い人であれ初めは必ず何かしらの苦労はしているはずです。

だから、今自分が出来ない事に対して落ち込む必要はありません。しかし、落ち込んだ後に、自分は出来ないからこのままでいいやという現状維持だけは最もしてはいけません。

自分の出来なさを痛感する事は良いですが、それを言い訳にして何もしないのは愚の骨頂です。

できるできないの個人差はあります。人生の中でやれることなんてほんの一握りなので、それは今まで生きてきた中で行動した結果の違いでしかないのです。

もし20代ならばその差はあまり開いていません。しかし50歳、60歳になったらどうでしょう。それだけ働き続けている間に経験や行動の差は雲泥の差になります。

給料もだいぶ変ってきますし、信頼度も全然違います。

頑張るだけじゃ意味がない

出来ないで終わらせたらそれまでなのは当然の事として、「頑張る」って意気込むだけでも何も生まれません。野球において守備が下手だから取り敢えず頑張って守備練習するじゃあ小学生と変りません。

何を頑張るか、何がダメなのか分かってないと意味ないですよ!守備で自分はグローブの持ち方がダメなのか、足の使い方がダメなのか、姿勢が悪いのか等々。自分のダメなところの原因を理解しないでただ頑張るってのは、根性あるな!っていう精神的な強さの象徴でしかありません。

考えて仕事してますか

あなたは考えて仕事をしているでしょうか。何偉そうな事言ってるんだか・・・と思いますよね。僕もちゃんと考えて仕事をしているつもりでしたが、「仕事している時に何も考えてないな」と言われた事がありました。

僕は自分なりに考えていたので、「え!?考えるってどういう事?」ってそこから根本的に考えました。

その時、考えてないなと上司が言う言葉は、上司が考えている事と違う事だから(上司と違う事しか)考えてないんだなという結論に至りました。

出来ない、分からない事に対して考えなくてはいけないので、圧倒的に上司の方が知識や経験はあります。そりゃ上司から見れば、何も考えてないなになります。

しかし上司も同じ道を通ってきているはずです。

だから、「これはこうなんだ分かったか!」と言われた事に対して自分の考えと照らし合わせる必要があります。

ここで問題なのは、頭ごなしに自分の意見を否定され、こうなんだ!と言われた事に対して「ふ〜ん、そうすれば良いのね。上司が言うんだからそれでいいや。」で終わらせてしまう事です。勿論そのまま業務に取り組んでも何ら支障は無いと思います。

でもそれじゃあ、あなたの考えは途中で思考停止していますよね。その段階で初めて本題の「考えて仕事していますか」になるのです。

ここで、自分の考えがなんでダメなのか、上司の考えに対して、これを組み入れたらどうか、上司が間違っている可能性はないか。こういった上司の言葉に対して、さらに案を練る事が考える事であり、意外とやっていない部分なのかなと思います。

私も上記の様に、上司の言葉をそのまま受け入れていた時がありましたが、それでは何も楽しくないんですよね。こうやってさらに試行錯誤する事は面白いですし大切だと思います。

上辺だけの仕事に価値はない

上辺だけの仕事と言うのは、言わば手抜き作業です。

過去の案件と似た様な案件だからスライドはコピペしてプレゼンすれば良いや!とか、本当は分からないのに、上司に分かっているよなと聞かれ「はい!」と応えるとかです。

大学生なら、ウィキペディアさんにお願いしてコピペしてレポート完了!が分かりやすいですかね笑

でも実際やってみたら全く訳の分からない資料を作成した、後で突っ込まれて全く理解出来ていなかったなんてなったら、あなたの信用は一気に墜落します。

過去の資料をコピペする事自体は、時間の短縮にもなりますし、良い事の様に思えます。確かにメリットもありますが、社会人であればあくまで”似た様な”案件で毎回多少なりとも異なる事はでてくるはずです。そういう時に中身を論理的に理解していなければ、作る意味もないですし、価値がないです。

内容や背景、言葉の意味をしっかり把握するという作業をしなければ、他人になんて説明出来るはずがありません。

上辺だけの仕事は必ず上には分かります。僕が大学院生の時にTA(ティーチングアシスタント)をしていた時の事、生徒が分からない事は、分かっている人から見て簡単な質問をすれば、すぐ分かります、こんな僕でも分かるのだから・・・そういうことですよね。

上辺だけの仕事と考えてする仕事は、同じ資料を作るにしても、出来が全然違います。 

「できない」→「できる」にするためには

では、出来ない事を出来る様にしていくためにはどうすれば良いのでしょうか。

現状を把握する

出来ないと言う言葉をここでは、2つの意味に分けて考えます。

1つ目は、分からない事が分からない、つまりやった事すらない事です。

2つ目はやった事はあるが、内容が違うので出来ない。まずは、この2つのどちらの”できない”であるかを確認しましょう。

できない現状を知る事は恐いです。しかし知らなかったけど取り敢えずやってみたで仕事をして、後になって説明出来ない事程恐いものはありません。上辺だけだと質問された時に「後で回答します」になってしまいます。

知ったかぶりで作業をすると、その無知は最終的に自分への責任として降り掛かってきます。

この現状を把握する段階なら、知らなくても当然と相手も思っているので、まだ間に合います。

今の自分の立ち位置を確認しましょう。

目標を具体的にする

具体的な行動に落とし込んでいく事も大切です。

上記の問題点が見つかったら、それに対応する解決策を考えます。解決策とは、これが出来たらこの案件はスムーズにいくとか、資料を理解出来るとかです。例えば、専門的な語彙が多くて分からないのであれば、用語集を買えば済む話です。

解決策を提案したら、後はそれを踏まえて具体的な行動に落とし込んでいくだけです。

具体的な方法は以下の記事にまとめてあります。

 

dartmania.hatenablog.com

与えたサービス=自分の資産である

できない→できるとは少し方向が違いますが、できない事をできる様にすることで自分がする仕事の幅は大きくなります。

つまり仕事のサービスの量と質が増える訳です。 そういった経験をする事で、資産や信頼が増え、さらには収入も増えます。

しかし現状維持でいいや、出来ないからいいやでは、相手に与えるモノは必然的に少なくなっていきます。だからサラリーマンであれば給料は増えないし、ネット界隈で収益を上げたいと思っても上げられません。投資にしても、詳しい事は分からないから、ただ銀行員の言いなりになっていたらカモられるのがオチです。

証券会社窓口で投資信託の相談をするのは危険である理由 - Dartmania Cafe 

かの有名なクレジットカードの読み物(@cardmics)さんの記事に面白い内容が書いてありました。

cards.hateblo.jp

まとめ

 できない事は、悪い事でも恥ずかしい事でもありません。ただ、それをほったらかしにしておく事が一番危ないと感じています。

知らない事を知らないと言えるのが、本当に賢いのです。自分ができない事、知らない事を素直に受け入れ、考え行動に移していく事が重要なのではないでしょうか。