dartmaniaです。
毎日私たちは何かしらの行動をしない生活出来ません。朝起きてから夜寝るまでを振り返ってみると自分が色んな行動をしている事が分かります。
外を出掛けるために服を着る、誰かと交流するために連絡を取る、食べいモノを食べにいく、学校で授業を受ける、仕事でパソコンと格闘するなど実に多くの行動をしています。
だけどその行動に責任をもっていますか?
行動からしか事実は生まれない
一言に集約すると「行動する事」!これに尽きます。そんな事分かっているよと言う人もいると思います。でも本当に理解して行動していますか?例えば、この大学に受かりたいと思っていても、ただ理想を述べているだけ受かる訳ないですよね。また、社会人になって将来偉くなりたいと思っていても、そうなるための努力(行動)をしなかったらなれるはずもありません。将来独立したいと思っていても何もしなければ一生サラリーマンのまままです。
私が言いたいのは、理想を語って脳内妄想していても何も生まれない!ただ、虚無感とか劣等感が残るだけなんですよ。
例えば今の自分の理想があって、それを実際に実現している人を見ると、あ〜やっぱり自分とは違うんだな、私には無理だなと思ってそこで諦めてしまって結局何もやらないとかですね。
でも、よくよく考えてみて下さい。その人には何か超人的な才能があって出来た事なんですか?それともお金で何とかできたことなんですか?初めから超人的な才能を持ち合わせている人を今までの人生で何人見てきましたか?
そうです。初めから完璧に出来る人なんているはずもありません。必ず失敗しています。でも、失敗すると言う事は行動した結果の話ですよね。
私が思うに成功している人は行動していない人より多くの行動をとっているだけなんです。
だから理想を叶える一番の近道は現実を見て行動する事なんです。
釣りで一回だけ投げて帰る人はいない
例えば、魚釣りに行って一回だけしか竿を投げていないのに釣れないどうしよ〜出来る人とは違うんだと言って帰る人はいないですよね。
それと同じ事を実生活でしているのです。私も人の事をそこまで言えないですが・・・笑
竿を投げた回数を行動した回数とすると、沢山投げた方が魚が捕れる確率は上がりますよね。
そして一回目に投げて、魚が捕れなかった時に考えます。このポイントは、魚がいなそうだからもっとこういう場所に竿を投げてはどうか?餌の種類を変えてみたらどうか?時間帯を改めて見てはどうか?とか。それが重要なんです!
現実を見る
これが現実を見ると言う事です。
先程の例でいくと、魚を沢山釣る事が理想です。でも一回で釣れなかったら現実を見ます。釣れなかったと言う現実を。そこで何をすべきか、じゃあ次にどうするかを考える。これこそが次のステップとなり最終的に理想が現実に繋がるのです。
言い訳をしない
すごく思うのが、〜をしたいんだけど今じゃないんだよ・・・とか、〜したいけど時間がないからしょうがないとか、△△△しようと思ったけど○○○のせいで出来ない。とか言う人が多いです。
はっきり言って理想なんて誰しも持っています。でもそれに向かって本気で取り組んでいる人は思いの他少ないのではないでしょうか。
何かに責任をなすりつけて言い訳しても何も生まれません。一時的に気持ちが楽になるだけです。
そうではなく自分の今の現状に対して責任を持ちましょう。責任を持つと言う事は言い訳しないと言う事です。
責任を持つというと重く聞こえてしまうかもしれませんが、そうではなく何で時間がないんだろうとか、〜のせいと言っているが実際は何が原因なんだろうとか、真の原因を探して下さいと言っているのです。
別に失敗したからお金で賠償するとか、行動する時間がないから責任とって諦めろとかそういう事ではないです。
言い訳ではなく、今出来ない原因を探して次のステップに進んで下さい!と言う事が責任を持って下さいと言う事です。
理想を持つという事
理想を持つ事それ自体は良い事です。しかし、理想を語っていても何も始まらないのが世の常です。
理想を如何に具体的な行動にアウトプットしていくかが重要なのです。じゃあ一体どう行動すれば良いのか。それが分からず、結局行動しないで今のままで居ようという風になってしまわないためにどうすれば良いのでしょうか。
これから行動しやすくなる具体的な指針を話していきたいと思います。
具体化していく方法
行動出来ない大きな理由の一つに、理想が大きすぎて自分の中では処理しきれないと言う事が挙げられます。
例えば志望校に受かりたい!と思っていても何から行動すれば良いか分からない!となってしまいます。そこでダラダラと勉強しても意味があるとは思えません。
仕事でも人間関係でもそうです。昇進したいと思っても、ただ毎日与えられた仕事をこなすだけでは上にはいけません。今行動しようとしている事を理想と擦り合せていく作業が必要となります。同じ仕事をするのでもこれを考えるのと考えないのとでは雲泥の差です。
バックキャスティング方式
その手助けの一助となる考え方がバックキャスティングをする事です。
保存版!受験勉強を最大限効率化する方法でもお話しした方法です。
簡単に説明すると、未来の目標となる状態や状況を設定し、そこから徐々に現在へと思考を進めていき、今この瞬間に何をすべきかを明確にするという手法です。
方法としては現時点での理想を紙に書きます。そして目標までの期間を決めます。例えば1年後の目標として設定したならば、そのために必要な事は何かを思い浮かべます。受験勉強なら、必要科目と配点です。仕事で1年後までにこの案件を終わらせたいなら、すべき事は見えてくるはずです。
そうして見えてきた事に対して時間の振り分けを行っていきます。目標のためにやるべき事を時間軸で分別していく作業です。大体、3ヶ月毎に区切りをつければ良いです。
それが終わったらカレンダーで3ヶ月後までにやることを1ヶ月に区切っていきます。それが終わったら1ヶ月後までにやることを1週間単位や1日単位で見える化していきます。
そうすれば漠然とした理想(目標)をするために今すべき事というのが明確に見えてきます。もちろん最初からその方法が正しい保障はどこにもないですし、人間なので間違っている可能性もありますが、間違えた、失敗したというのならそこで修正してまたすべき行動を見つければ良いのです。
ただ、何も考えずに失敗したら次はこの方法でいんじゃね?みたいになります。
そうではなく、バックキャスティングをしていれば、こういう方法で間違ったなら次はこういう方法にすれば○○が改善出来るからいいんじゃね?みたいなしっかりとした理論を持った行動になります。
30年後の目標でも変りません。それを25年後→15年後→5年後→1年後→半年後→3ヶ月後→1週間後→明日という風にバックキャスティングしていけば良いだけです。もちろん将来への期間が長くなる程、抽象性は増し、具体的に書くのは難しいのですが、あくまで理想を出来るだけ具体的に書いて下さい。時が進んでいく中で、少し違うなと思えば、その時点で軌道修正すれば良いだけの話です。
まとめ
今までのことをまとめてみます。要はPDCAサイクルを回してねという事なんですが、どうしても抽象的になってしまう理想や目標をバックキャスティングして具体的な行動に落とし込むのが重要です。
1. 理想がある
2. 期限を決めて、そこからバックキャスティング方式で今する事を具体的にする
2. 取り敢えず1回行動してみる
3. 失敗したらその原因と対策を今出来る具体的な行動に差し替えて考える
4. その考えを実行する
5. ダメなら3と4の繰り返し、良さそうだったら次のステップに行く
6. 次のステップでも同じ事をする
7. 最終的に成功する
最後に〜1年後したい事ではなく明日出来る事を〜
千里の道も一歩からと諺にもある様に物事には順序があります。年収1億稼ぎたいと思っても、一年目から稼げる人なんてほとんどいません。必ずそこに至までの失敗や苦労があります。
失敗や苦労は出来れば味わいたくないのが人間の常なので、そういう事があると逃げて行動しなくなってしまいます。それでは、いつまでたっても今のままです。
私も人の事は言えません。しかし、行動しない自分に嫌気が指してきたと言う事もありました。その時バックキャスティングと言う方法を知り、実際に試し理想を追い求めていたところ、意外と行動が明確になってきてただの理想を述べる人から1歩ずつ行動する人へとシフト出来る様になってきました。
私自信、まだまだ理想を現実にするには遠い道のりですが、この方法が一人でも多くの方の参考になれば良いなと思っています。