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保存版!受験勉強を最大限効率化する方法

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darmaniaです。

本日はセンター試験2日目ですね。今年のセンター試験大寒波と重なってしまい、開始時刻の繰り下げ等いろいろな問題が起こっています。何はともあれ、受験生がいつも通りの実力を発揮出来る事を祈っています。

受験勉強と言えば、大変だった、辛かったなどの記憶が蘇る人もそう少なくはないでしょう。国語、数学、化学、物理、地歴公民、英語等、受験生に取っては科目も多く、何の科目のどこの分野から始めれば良いのか分からず、ただ何となく勉強している人もいると思います。

そこで今回は、dartmaniaが受験生の時に実際行っていた方法をお教えしたいと思います。

今回使う手法はバックキャスティング手法です。聞いた事があるかもしれませんが、この方法は非常に有益であると考えています。

この手法を簡単に説明すると、未来の目標となる状態や状況を設定し、そこから徐々に現在へと思考を進めていき、今この瞬間に何をすべきかを明確にするという手法です。

私の話をすると、高校3年生の時は部活に明け暮れており、勉強もろくにしなかったため、どこにも受かりませんでした。そこで浪人した時に、意識を変えて取り組んだ結果、偏差値は、15くらいは上がったと思います。時間を多く取れば、そりゃ出来るのは当たり前ですが、受験生は期間が限られている中で勉強しなくてはいけないので、効率も非常に重要になってくるのです。

まず大きな目標を決める

え!?と思うかもしれませんがここが最初の一歩です。ただ、1年も前に決められないよという方もいると思います。そんな時は先生や両親と相談して暫定的な目標を決めて下さい。

目標というのは、私立のセンター利用にするか、私立の一般受験にするか、国公立受験にするかです。それが決まったら自分の偏差値と比べてどれくらいのレベルの大学に生きたいかを選択して下さい。ここで具体的に大学を絞り込んでおくと対策がしやすいです。

勉強時間の算出

次に、センター試験日または、各大学の試験日まで何日あるか数えてみて自分が後、どれくらい勉強に費やせるかを計算して下さい。

例えば、後350日あったとします。そのうち平日に勉強出来る時間は1日3時間、休日は10時間その他、月に1度遊ぶのあればその時間は引くなり自分の予定と照らし合わせて下さい。

350日であった場合、ちょうど50週間あります。月曜始まりで考えれば、平日は250日間、休日は100日間あります。

そうすると合計勉強時間は、

250(日)X 3(時間/日) + 100(日)X 10(時間/日)= 850 時間

となります。つまりあなたに残された受験勉強に費やせる時間は後、850時間という事になります。

では、この850時間を用いて志望大学の合格圏にレベルアップしていくために、さらにバックキャスティングしていきます。

志望大学の配点を見てみる

勉強に費やす時間を算出出来たなら、次に志望大学の配点を確認します。実はこれが一番大事なポイントです。

例えば、志望大学が私立理系なのに、私は地理が好きだからといって、地理ばかり勉強するのはおかしな話ですよね。
また、配点を見た時に、国語が全体の10%程度の配点しかないのに、古典ばかり勉強するのはおかしいですよね。

こんな事言うと先生に怒られてしまうかもしれませんが、受験大学が明確に決まっているなら、必要のない科目については勉強する必要は無いと思います。勿論、定期テストの勉強程度はして下さいね笑

 

そろそろ本題に入ります。私は、理系であったので理系大学を例に進めていきます。文系の方も科目が違うだけなので問題ありません。

1)理系私立の場合(センター利用)

東京理科大学工学部の例を示します。

東京理科大学工学部でセンター利用をする場合には、

国語:200点

数学IA:100点

数学IIB:100点

理科(1科目):200点

外国語:200点

の800点満点となっています。

もうお気づきですよね^^そう、先程算出した勉強時間を配点の比率で割れば良いのです。

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簡便的に四捨五入していますが、もしあなたが理科大を希望していてセンター利用するのであれば、これにそって勉強する方が、ただ苦手科目を沢山勉強するよりは合理的だと思います。

ただし、ものすごく数学に自信がある!という様な絶対的な自信があり、逆に苦手分野があるのであれば、少しアレンジして偏重するのもありです。

私大の一般受験に関しても、センター利用と考え方は変わりません。

 

2)理系国公立の場合

理系国公立も考え方は同様です。ただ、センター試験の圧縮された点数と二次試験の配点を科目毎に足して比率を見ればよいだけです。

ここでは名古屋大学工学部の例を示します。

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パスナビ参照

この表を基に、勉強時間を算出すると 、

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 となります。

ここからさらに、個別の科目毎に対して割り振りをしていきます。国語であれば、現代文、古文、漢文に分類出来ますよね。数学ならば、IAが多いのかIIBが多いのかIIICはどこら辺がでるのか等、科目に対してさらに分野毎に時間を分配していきます

今までの流れをまとめると

1. 志望大学を決定する

2. 自分に残された勉強時間を算出

3. 志望大学の配点に沿って科目毎の時間を分配

4. 科目の分野に沿って分野毎の時間を分配

となります。

一週間毎の予定を立てる

ここまで、時間の分配方法を見てきました。それでは、実際に算出された時間からカレンダーに予定を立ててみましょう。350日まるまるの予定をたてるのは難しいので、まずは1週間の勉強時間を科目の比率で分配します。

先程の例でいくと、1週間で35時間の勉強時間が確保されます。後は、それをただ分配していけば良いだけです。

1週間だと予定の立て方が難しいと言う方は、1ヶ月や2週間でも期間は問いません。あくまで配分さえ間違わなければ問題ないのです。

まとめ

いかがでしたでしょか。これが確実な方法というわけではないですが、少なくとも効率の良い時間の使い方は出来ると思います。

しかもこれって社会人にも応用出来るんですよね。社会人は常に納期や締め切りに追われて責任も付いてきます。なので、自己管理する事が極めて重要です。

dartmania.hatenablog.com

〜日までに仕事を終わらせなくちゃいけない、他の仕事にこれくらいかかるから、この仕事に取りかかれる時間は○時間だ!という風に抽象的な時間軸ではなく絶対的な時間で今の現状を知る事が出来ます。

みなさんも是非、一度試してみてはいかがでしょうか。